2007年03月21日
卒 業
ミツハシ:
『諸君! 卒業おめでとう!
だが君達の真なる意味での人生とは(略)
そうなのだ、わかったかな(略)
(略)とにかくオメデトウ!』
……。
…………。
なあんで。
なーんで??
俺は出身校の卒業式には目もくれずに。
(しかも所属していた体育会系某武道部が
あるってのにねえ)
リリアン女学園(仮名)
は卒業式に参加しているんだろうかなあ。
本当にどぼぢで????
草むらに〜♪
名も知れず〜〜♪
咲いている〜〜♪
(※前フリとも言う)
つうか、まだ前回の分も終わっていない……。
まあ、引きはしましたが、実はそれ程のインパクトとか
ネタとかはあんまりないんですけどね。
まあ、ボチボチと。
いやはや。
2007年03月05日
ある晴れた昼下がり某大学へと続く道
某年某月某日
師走も押し迫り、寒さがいよいよ厳しさを増してきた
そんな時期だった。
ミツハシは、とある人物達に招待を受け、果たして
その招待場所の最寄り駅は改札口で一人、呟いたのだった。
「なんでこんなことになってしまったんだ……」
事の発端は、夏にまで遡らなければならない。
旧サイトより移転、電波ブログ並びに小説ブログの新規
起ち上げを実行した、ほとんどそのタイミングでファンメールを
送ってくれた人がいた。大変に細かい感想と、そして何よりも
拙作に対する愛情を感じさせてくれたそんなメールは大変に
恐縮でありつつも、嬉しかった。
幾度と無く繰り返したそんな電子文通の中で、朧気ながら
見えてくる相手の素顔とか性質。今時分にありて、なかなか
面白い女の子だなあというのが印象付けられた。
そんな中。
突然。
『ミツハシさんをウチ(大学)の文芸部の忘年会@部室にゲストとして招待したいんですが』
と。
ほう。
まあ、面白い子だし、聞けば東京近郊の大学だと言うし。
若い(女の子が目的じゃないよ、念のためねw)フレッシュな
文学青年達と触れ合って見るのも面白いかな、とは思ったわけさ。
文芸部の、そんな中でも特にSFに興味のある部員が他にも数名が
参加確定ってことで安心したこともある(神経質だが、自分はそういう
のに気を遣ってしまいます)。
ミツハシ:
「じゃあ、お呼ばれされちゃおうかなあ」
と返信してみた。
まあ師走ってコトもあり、バタバタしながらもどうにかメールを
チェックしたのはそれから二日後ぐらいだったかな。返事が
来ていてな。
某女史:
「キャホーイ!
一同、三つ指突いてお待ち申し上げまする〜!
ちょっと学校側の申請待ちがあるので、詳しく確定
したらまた連絡するっす!」」
(※原文ママ)
学校側??????
申請待ち??????
どゆこと?????
まあ、話は良く分からなかったが、特に深くは
考えませんでした。
今思えば。
ここで、特異性に気付くべきでありました。
チーン(※擬音)
次の日。
某女史:
「申請、通りましたン。
当日、お越しの際は最寄りの●●駅にお向かえに
あがります。それと、申し訳ありませんが身分を
証明するものを持参して頂けると助かります。
事後承諾みたいでゴメンナサイデス」
??????
良く分かりませんが申請が通ったようです。
本当に何の申請なんでしょう。
ついでに、●●駅は確かに自宅からは近いです。
まあ、小一時間か。
ここで、一つ疑問が。
ミツハシ:
「ねえ、大学名は?」
今思えば一番最初に聞いておくべきでしたね。
ステポテチーン(※擬音)
半日後。
某女史:
「●●●●女子大学デス」
(↑空白部を埋めても完成しませんアシカラズ)
……。
…………。

あのう。
ミズ????
その。何と言いますか。
ミツハシでもそれは、知ってます。
その●●●●女子大学が。
ドヴァリヴァリのミッション系の女子大学
であることを。
マリア様がみてるような学校ですよね??
それなんて私立リリアン女学園?????????
ミツハシ:
「……男、禁制じゃないの? そこ???」
某女史:
「だから事前申請が必要だったんすよーwwww」
答えになってねえ!!!
ミツハシ:
「どっか手近な居酒屋とかにしません(及び腰)?」
某女史:
「もう鮟鱇(あんこう)鍋セット買っちゃいましたヨ!
ついでに、居酒屋では出来ないような話をしたいから
部室に招待するんじゃないデスカ!!」
ガビーン。
……。
…………。
ええとだ。落ち着くんだミツハシ。
女子大ってことは、当然、残りの部員もみんな妙齢の
女性ってことだ。
……。
…………。
素で怖えええええYO!!
(↑微妙に女性恐怖症な人)
そんな飢えた野獣の中に放り込まれたらアタシ、
おかしくなっちゃう……。
まではいかなくても、やっぱり気後れするわなあ。
なんか少ない女性ファンの方々が更に減りそうなことばかり
書いてますがw、まあそれは今更ですよね。即バック上等。
ンな体裁とか形に怯えていて創作活動ができるかってんだ
ボケ(誰に向かって言っているのか)。
そんな時、ミツハシパパスの生霊が天啓を与えてくれました。
息子よ、逆に考えるんだ。

ピッチピチでムッチムッチプリンプリンの女子大生に
囲まれると考えるんだ。
ムハー。
と、逆に考えることは当然できませんでしたが。
まあ、詳しくは割愛しますが、学内の場所も借り切った
と言いますし、料理やお酒も用意しているってこと
でしたんで。
諦めた。
どこからか聞こえてくるドナドナ。
ミツハシ:
「スーツで行った方が良いですよね?」
某女史:
「普通の格好でも良いと思いますけどー」
ミツハシ:
「スーツで行きます」
そうして。
ミツハシは、当日、某駅へと降り立った!!
左手には途中で購入してきたシャンパンをぶら下げて。
買うだけ買って一度も着用していなかった三ボタンスーツに
身を包み。
ミツハシは、降り立った!!
師走も押し迫り、寒さがいよいよ厳しさを増してきた
そんな時期だった。
(※続く!!!!!!!!!)
ううむ。さすがに寒いのう……。
集合場所に異常に早く着く習性のあるミツハシですが、
勿論この時も例外ではなく。
シャンパンを片手に、取り敢えずロータリーを見渡せる
手近な駅構内の喫茶店へと入店。露骨に香料漂う無駄に
熱いコーヒーを啜って煙草を吸ったりして時間を潰すことに。
ネットで調べた限りでは最寄り駅から徒歩十五分って
ことだったが、とにかく、招待主から指定されたのが
駅前だったからこれは仕方がないね。
待ち合わせ時間まではあと十分ぐらいかなってところで。
でんどんでんどんでんどんでんどん
って、別にガンバスターが登場したわけではなくて、
重々しいエンジン音と共に、平和なロータリーに似つかわしくない
どでかいバイクが入場してきますた。
ああ。良いバイク乗ってんなあ。
HONDAのCBR????
あの貫禄から言うと600か750かな???
いいなあ、俺もいずれ免許取って乗りたいなあ。
(※ぶっちゃけ、バカスクを買う気はなくなりましたwww)
なあんて思っていた。
一画に駐車したそんなバイクから、これまたカッチョ良い
姉ちゃんが降り立ったんだよね。ライダースーツに身を
包んだ、遠目から見ても鯔背(いなせ)なおねえちゃんでした。
ああいう「おねえちゃん」の背中だったら乗っても良いな
とか思いながら数本目の煙草に火を点けていたり。
そんな「おねえちゃん」は携帯を取り出して、何やらメール
操作を始めていた。ちくしょう、羨ましいぜ、メールの
受信主!
と見知らぬ同性に勝手に嫉妬していると。
ぶぃーん
(※ミツハシPHSのバイブ音)
ホワット???
即座にチェック。
したら。
『駅前のロータリーに到着しました。待機してます。オレンジ色のバイクです。分からなかったら返事下さいネ(ハート)』
……。
…………。
えええええええええっ!?

と言うか、ロータリーで止っているバイクって
これなんだぜ!?
あれれ???
ついでに、このメールの差出人は……
これまで遣り取りをしていたオンナノコのそれなんだぜ????
What's Going on HEEEEEEEEEERE??????????
まだ、会ってもいないというのに混乱した。
本当に。
そのまま帰ってしまおうかとか思ったり
(まだ続くんだぜ!!??)
バイク。
なんでバイク???????????
それもHONDAのCBRってぶっちゃけ有り得ない。
ぷりっきゅあ、ぷりっきゅあ〜♪
(※プリキュアもギアスもこれでしか俺は知りません)
と喫茶店で一人心の中、歌っていても仕方がないので、意を決して
現場へ向かうことに。なんか、携帯片手にそわそわしながら
待っているライダースーツ姿のオンナノコがもうかわいくて
仕方のなかったこともあったりしてな(しかしこれって
父性なんだよなあw)。
精算を済ませて、コートを羽織り、ロータリーへと向かう。
携帯で返事するよりも、こっちからアプローチした方が
面白いかな、って思ったこともあったりな。
ミツハシ:
「こんにちは」
ライダー(仮名):
「……こ、こんにちは」
ミツハシ:
「一人?」
ライダー(仮名):
「……い、いや……人を待っています」
ムフー(鼻息)
良いね、この初々しい反応。
ちょっと悪戯心が湧いてしまったミツハシを誰が
責められようか、否。
やらなきゃよかった
ミツハシ:
「君をナンパすることにする。どっか二人で遊びにいかない?」
ライダー(仮名):
「えっ……いや、困ります……そんな……」
ウホホホホとばかりも言っていられないので
ミツハシ:
「なんてね。光橋祐希です。こうして会うのは初めてですね。
今日は一日宜しくお願いします」
ライダー(仮名):
「え」

でもって次の瞬間にはそんなライダーさん(仮名)。

ライダー(仮名):
「つうかひどっやりすぎですよwせdrftgyふじこlp;@:」
すまんすまん。
ミツハシ:
「性分なんだ」
ライダー(仮名):
「……そうなんだ」
ミツハシ:
「うん……」
とまあ、これで事件は解決です。ヌフッフッフ(※田村正和調で)。
散々っぱら文句とか小言とか言われましたけれどそれも良い想い出です。
おもひでボロボロ。
ライダー(以下ゆうか):
「まあ、とにかく、みんな待って居るんで後ろに乗って下さい」
言いながら、メットを放り投げてくれました。うーん。これまた
趣味の良いハーフメットですな。何しろ僕が持っているものと
同じ。
ミツハシ:
「素朴な疑問が幾つかあるんだけど、バイクで学校に入れるの?」
ゆうか:
「心配ご無用。こう見えてもあたし、寮長デスカラ」
ミツハシ:
「そうなんだ」
この時は良く分かりもしないで適当に相槌打っておきましたけれど、
この女史は大学指定の独身寮の寮長であり、ついでに四年生とは
言え、半ばの研究室付きであることもあって相当、校内に顔の
効く方だったんですね。そうはまるで見えませんでしたが。
怪しげな独身男性が秘密の花園へかくもスムーズに
入場できる理由もどうやらその辺にあったようで。
ゆうか:
「警備員さんの詰め所で書類だけ書いて貰いますよ。後は、
ビジターなんで堂々とできますから」
ミツハシ:
「それはハンドルネームで良いんですか?」
ゆうか:
「それは駄目wwwwwwww」
ミツハシ:
「駄目かあ」
中間のコトは割愛。
まあ、ばれるってことも無いでしょうが。
(ばれてもたかが知れてるけどね)
ああ。そうだ。
付け加えておくと
ゆうかさんの運転は少し怖かったですね。
顔が拉(ひしゃ)げた。
ともあれ。ただ、お出迎えの人と出会うだけでこれだけの
イベントの数々。
さておいて、いよいよミツハシは
私立リリアン女学園の賓客となりました。
後の学園理事長である。
(まだまだ続く。多分!!)
ともかく、未来の学園理事長と未来の学校長は
バイクを降りて、部室棟まで歩くことに。
通り過ぎるたび、高等部や中等部の女学生達が
「こんにちは」
と挨拶してきます。恐るべし、リリアン女学園。
並んで歩いているゆうかさんが幾度と無くそんな
彼女等から『お姉様』と呼ばれていたことをチェック
しつつ
やっぱりスーツで来て正解だったな
などと思ったりしちゃったりなんかしちゃったのです。
途中で、今思えば面通し(?)の意味があったのか、
ちょっと偉そうな先生に紹介されたりしながらも、
目的地の部室棟に到着。
……。
…………。
何て言うか。
『部室棟』ってイメージじゃなかったね。
ミツハシは腐っても私立大学の出身ですが、ミツハシ大学の
部室棟って本当に『バラック』だったもんですから……。
まあ、ボロはボロでも楽しかったですけどね……。
TVを持ち込んでファミコンしたりとか……。
ええ。
そんなミツハシの『部室棟』というイメエジとは懸け離れた
建物が目の前に。
ミツハシ:
「これホテル?」
ゆうか:
「違いますよう。まあ、汚いところですが、まあどうぞ」
どこが汚いんですか?
俺の学生時代の弓道部室っつったらゴミまみれの
代名詞でしたが????
ええと。
そもそも、なんで部室棟に玄関があるんですか????
ともかく、ハイヒールとかパンプスしか並んでいない
靴箱の空き空間に自分の革靴を入れて、そして出された
スリッパを着用して。
ゆうか:
「……ミツハシさんって、足のサイズ小さいんですね……」
ミツハシ:
「うん」
終わってみれば、ミツハシとゆうかさんは足のサイズが
同じでした。
24.5cm(マジ)
身長はギリギリで僕の方が大きかったけどなwwwww
(でもミツハシは170cmギリギリでないんだお)
しゃなりしゃなりとそんな部室棟の中を歩きながら
(変な日本語だよなあ、これwwww)、おもむろに
そんなゆうかさんが言い出した。
ゆうか:
「あの、当初予定していたよりも人間の数が増えてしまった
のですが……」
ミツハシ:
「ああ、最初は四、五人って話だったよね」
ゆうか:
「……多分、今、十人以上が集まっているかと思います」

ミツハシ:
「ホワーイ(WHY)?」
ゆうか:
「……いや、漫研の子に話したら、その子も参加したい、って。
で、そこから……何というか、芋づる式に……」
ミツハシ:
「んんん。いや、いいけどさ。みんな俺のこと知ってるの???」
ゆうか:
「漫研の子は知っていたようです。色々と聞きたいことが
あるようですが……残りとなると……うう……つうか若い男が
来るってことで集まってきているのもいるかとは思います。
何しろ、こういう大学なんで……」
ミツハシ:
「なんかお腹が痛くなってきたお……」
ゆうか:
「すみません、私は別の意味で頭が痛いれす」
と、ゴニョゴニョと話をしているウチに、とにかく目的地で
ある文芸部部室前へと到着した。

ミツハシ:
「……なんか、心なしか負のオーラが立ちこめているよう
に見えるのは気のせいなんだぜ?」
ゆうか:
「ああ、それはみんなが楽しみに待っていますからねえ……」
本当に帰りたくなってきた。
ミツハシ:
「ちょっと覗いてみても良いかな?」
ゆうか:
「どうぞどうぞ」
廊下側、嵌め殺しの窓から、チラッ。

(※実際にはこの倍ぐらいの人数がいたんですだよ)
ミツハシ:
「……なにやってんのこれ????」
ゆうか:
「……さあ……ここまで来ると私にもちょっと……」
(続くんだぜ!)
審議議題:
『鮟鱇鍋に銀鱈を追加するのを是とするか否か』
だったようで。
人数が増えてしまった結果、増量剤としての銀鱈の
存在理由についてかち合っていたそうです。
そう言うオンナノコは好きだぜ、俺。
ともあれ。
「来たぞ」
と、ドスの効いた保志総一郎声で扉を開けたつもりでしたが。
(※アルジェントソーマのリウを意識したつもり。断じて
キラのそれではない←ここ重要)
残念ながらエスプリの効いたそんな入場はあまり受けず。
まあ受けを狙ったつもりもないですが。
ともかく、チヤモテされながら(悪くない気分ではあったw)、
お誕生日席に。
女史A:
「上着をお預かりします」
女史B:
「ささ、どうぞこちらにこちらに」
ってお前等妙に接待馴れしてんなあオイ
スーツの上着を剥がされ、その下にベストを着用していた
ことが「何故か」受けている中で、ともかくそれぞれの
自己紹介が始まった。
ええと。文芸部員四名。漫研三名。他、或いは
所属なし三名。
そして。
ミリタリー同好会四名。
……。
…………。
いや、違和感はあったんだよ……。
だって。
陸上作業服着て居るんだぜ、こいつら
>ミリタリー同好会
(※陸上自衛隊の軍服ね。戦闘服と呼べない事情があるので、
こう自衛隊では呼んでいます。おかしいよなwwww)
聞けば、東に西にサバイバルゲームがあると聞けば
参戦している奴等でした。勿論、学校非公認。
普段の隠れ蓑は『戦史研究同好会(仮名。それっぽい)』。
そういうこと。
そんなサバゲー女(もうこの呼び方でいいやw)達は、
最初はまるでミツハシに興味も無かったらしいんだが、
漫研の話を聞いた一人が、たまたま暇でどうしようも
無かった時に小説ブログを開いてくれたらしく。
「伝染」は早かったそうです。
鍋の追加素材である銀鱈とか野菜類他は全て彼等が
用意してくれた、とのこと。
ありがたい(えー)。
ミリ女A:
「今日一日だけで良いので、幕僚長閣下と呼んで良いですか??」
この台詞を、自分は一生忘れられないと思います。
ちょっと色々な意味でクラッとした。
まあ、ともあれ乾杯。
持ち込んだシャンパンは、最初のミツハシ予定よりも
人が多かったことと、どうせなら冷やしておいた方がって
ことで備え付け冷蔵庫の中に。
差し当って、ビール(エビス)で乾杯。
ミツハシ:
「皆様の美容と健康に……乾杯!」
乾杯の嵐。
文字通り、最初の一杯を空けたミツハシに瓶を片手に
怒濤のように群がってくるオンナノコ達。
いや、ビール好きだけど、お前等ちょっと……
返杯する暇も無く、一方的に注がれ続けるビール。
ミツハシ:
「見てください、この一方的な攻撃」
状態っつうか(また分かり難く微妙なネタを)。
宴はまだ、始まったばかりでした……。
(※続くんだぜ……)
(※これより以下、一部お見苦しい点があるかと思います。
お食事中の方、或いは何かを口に含んだ状態での閲覧には
ご留意下さい)
ともあれ、一通り酒も行き渡り、メインである鍋と
センスの良い摘みの数々に舌鼓を打たせて貰いながら、
しばし談笑。
と言うか、やっぱりオンナノコがメインってのは良い。
摘みの数々の質と言ったら、最高だったよ。
カナッペとか、サラダ盛り合わせもどれも素敵だった。
チーズも色々とあって楽しめた。良いね、こういうの。
ミツハシはしかし
酒呑むと異常な少食になるんでそこは申し訳なかったですが
まあ、一通りの酒食が段落して、後はちょっと重めの酒を
ゆっくり傾けながらと言う段階になって。
結構ミツハシも酔っぱらっていたのでうろ覚えなんだが、
黒板に殴り書きながら『国防と外交』みたいな一説を
ぶったようなぶってないような。
漫研のオンナノコの書いている同人誌を拝見したり、
つうか最近のオナゴは801しか描いていないと思った、
って口にしたらこれが大失敗で、実際に彼等がコミケに
出している801本を読まされるという屈辱を味わったり
もしたがつうかこれなんて拷問?
文芸部として出している機関誌であるとか個々のエッセイ集を
拝読したり、ミリタリー同好会の連中と狙撃銃について熱く
語り合ったり、後は当然、RLについての話とかを
したりな……。
いやはや、こう言うのも楽しいんですねえ。
と、大分酒が進んでいる中で、一人のミリタリー同好会が
「ちょっと衣装替えてきます」っていなくなって。
ほう、衣装替えですか。一杯持っているんだね、君達。
ゆうか:
「まさかアレじゃないわよね……」
暗い顔で口にした、ライダーな彼女の言葉。
ミツハシ:
「メイド服ぐらいじゃ俺はもう驚かないぜ」
しかし、表情が曇る「ゆうか」と「同好会二名」。
(一名は所用があるとのことで早期離脱済み)
ばんっ(※扉の開く擬音)
ミリタリ女A:
「じゃんじゃじゃーん!!」

……。
…………。
ちょ……おま…………。
ミツハシ:
「ナチ●親衛隊キちゃったー!!!!!!」
ぎいやああああああああああああああああああああああああ
お前、それマジ洒落にならねえって!!
ミツハシ:
「いや、お前まじヤバイって!!」
ミリタリ女:
「別に主義主張に同調とか心酔してないんでおkwwwww」
ミツハシ:
「そう言う問題じゃ……」
ミリタリ女(以下ナチ●女):
「レプリカですけどね、苦労して手に入れたんですお!
ハーケンク●イツは削っているし問題ないです!」
まあ……気持ちはわからんでもないが。
デザインとかその機能性で言うと、ドイツ軍のそれが
非常に秀逸だったことは僕が敢えて解説するまでの
ものではないよな……。
同盟国だったしなあ。
ついでにどさくさまぎれに書くと好きになった
女の子でドイツ人がいたな。
ゆうか:
「まあ、ここでやっている分にはコスプレ扱いで
良いんじゃないですか……」
明らかにこちらに対して気を遣ってくれている物言いでしたが、
自分としてもまあ、とね。
ミツハシ:
「いいんじゃね? ちょっと驚いただけだwwwwww」
まあ、実際に良くできたレプリカではあったんで色々と
遊ばせて貰ったり。裁縫も得意だってコトで、大分手が
加えられていたのには驚いた。首周りとか袖周り、
しっかりしているんだよね……。コスプレ(?)道も
なかなか奥が深いようで。
そして更に酒が入り。
アッヒャッヒャヒャ状態へとなるのにさして時間も掛からず。
午後三時から始めた宴だったが、気付けば五時。
その間、RL小話とか、それぞれの悩みとか臨時人生相談とか。
ともあれ、盛り上がった。
杯もどんどんと空になったしなwwww
やあ、時間が経つのは早いものだ。
光陰矢のゴトシってな。
はははははは。
……ってな。
…………って。
オイ。
ふと気付いた。
ミツハシ:
「……『ナチ』は何処へ行った????」
泥酔したナチが
『ちょっと化粧直ししてきま』
って部室から消えていったのは覚えていたんだが。
あれって何十分前だった????
(※大概、自分も酔っていたんですわ)
ミツハシ:
「ヤバイ酔い方には見えなかったがな……」
(↑少しずつ酔いが冷めて来ているオトコ)
ゆうか:
「……ちょっとトイレ様子見てきまつ……」
ミツハシ:
「ああ、俺が行くわけにもいかんのでな」
(※ちなみに男性講師の存在もあるので部室自体に
男子トイレ自体はあったんだが)
……数分後……
ゆうか:
「……いない……」
ミツハシ:
「……それやばくね?」
ゆうか:
「あの子、徘徊癖があったんだった……迂闊だった……」
ほわっと????
ミツハシ:
「それってナチが『あの格好のまま』でどっかを彷徨い歩いている
と言う解釈で宜しいのですか」
ゆうか:
「それ以外に何がありましょうか……」
ミツハシ:

捕獲しろッ!
生死は問わん!!(意訳)

一同:
「Yes, My Majesty!!」
と、数人を部室に残して全員で飛び出した。今思えば、
なんで俺が部室に残らないで飛び出したのかは分かりません。
と言うか、焦ったのは本当です。
リリアン女学園の内部を『あの格好』で徘徊されるのは洒落に
なりません。
如何せん、内部には全く詳しくないんで、自分は携帯片手の
ゆうかさんと校内を早歩きでチェック。走り回りたいのは
ヤマヤマでしたが「走ると怒られるんで」ってのことで。
ええい、全く……。
まあ、五分程経ったら、別動部隊から連絡が。
「確保!!」
どうやら、ポカリ片手にカフェテリアは自販機脇のベンチで
伸びていたらしい。
ともかく、胸を撫で下ろしながら該当のカフェへ。
手足を伸ばし、口元からヨダレを垂らしながら寝息を立てている
ナチ女。
その周りに、文芸部室組だけではなくて中高等部の生徒達も
心配げに集まっていたり。部活動とかあるんだろうなあ。
ミツハシ:
「はいごめん、はいごめん。すぐに引き取りますのでね」
本当に心から心配してそうな生徒達(良い学校だよな)を
安心させて、取り敢えずほっぺをピタピタ。
ナチ女:
「あうーん」
ゆうか:
「あ、生きていますね」
君、しれっと凄いこと言うね。
しかし、テコでも動きそうにない彼女。このまま放置しておくのも
色々とまずいんで、取り敢えず部室まで持ち帰ることに。
バイク持ってきましょうか、とライダーゆうかは言って
くれましたが。
まあ、そこまでには及ぶまい。
ナチ女は小柄だし、多分いけるね。
ミツハシ:
「よいしょ」
数人掛かりで背中に乗せて貰い、そのまんま持ち帰りの帰途に。
ゆうか:
「何か本当に返す返すも申し訳がありません……」
まあ、良いってコトよ。
ともかく、無事で良かったし。
冷えてきたから、戻って迎え酒と行こうよ。
一同:
「そうしましょうwwwwwww」
あははははははははははは!!
と、ドラマだったら大団円で終わりそうなそんな場面(静止画)。
ナチ女:
「ゴホッ」
ミツハシ:
「どした? だいじょぶ???」
はい。
もう予測が付いているでしょう????
ナチ女:
「おぶう゛ぉええええええええええええごう゛ぁああどぶぢゃべべべええええええええええええええええええ」
ミツハシ:
「アッ――!!」
(※苦難は続く)
うっぎゃああああああああああああああああああああああああ!!
あ、あああああああああああああああああああああああああッ!!

もう、自分の悲鳴なのか或いは他人のそれなのか。
ともかく
思い切り盛大に。それは盛大に。
首筋から背中に掛けて、空対地ゲロ……。
なんてこった。
この最新鋭イージスである『みつはし(DD106)』に
弾着を決めるとはなかなかやるな!
ってねええええええええええYOOOOOOOOOOOOOOOOOOO
ゆうか他:
「う、うわあああああああ! どどどうしましょう!!
ああ、ああーん!! ミツハシさあああああん!!」
地獄ッ……まさに地獄ッ……
ミツハシ:
「どうしようもないお……(精神的に麻痺)」

差し当って、ナチは全て吐ききったようだったので、改めて背負い直し。
吐瀉物が詰まっていたら大変なので、そこら辺は入念に確認した。
何人かには、取り敢えず現場の掃除を命令して、ゆうか他何人かで
とにかく急いで部室に帰還。幸い、誰にも見咎められることもなく。
取り敢えず、呑気なナチ(ぐーぐー寝てやんのよ)を部室組に
任せて、俺はゲロまみれな状態をどうにかこうにかしないとならず。
ゆうか:
「シャワー、使えますからそれは安心して下さい……ただ……」
取り敢えず、シャワーが使えることに安心。
ゆうか:
「着替えなんて……持ってきてませんよね」

ったりめえだろうが!
このステレンキョー!!
着替え持ってくるってレベルじゃねーぞ!!
温厚なミツハシもたまには怒ります。
ゆうか:
「とにかく、服をどうにかしましょう……洗濯機で
洗えるのかな?」
ミツハシ:
「いや、もう処分って方向しか無いだろう常識的に考えて……」
おろし立てでしたが、まあ……仕方ないお。
幸いだったのは、上着を着ていなかったことだ。
上着を着用していたら流石に泣いていただろう。
気を利かせてくれたミリタリ研の女史が、取り敢えず
陸上作業服ズボンとウッドランド迷彩の上着を貸して
くれたのには助かった(つんつるてんやったけどな……)。
まあ、どうにか外出はできる格好ですね。
って、出来るかーーーーーーっ!!
(ノリツッコミ)
付け加えると、この時に『リリアン女学園の制服』とか
『ゴスロリメイド服』と言う選択肢も提示されましたが
さすがに叩いてやろうかと思ったお……。
さておいて、とにかく脱衣は行なわなくてはならなかった
こともあって、ベストとシャツ、ズボンを外す(女子全員
回れ右)。
ゆうか:
「これ……アルマーニって書いてあるんでつか……?」
誕生席椅子に掛けられた僕の上着を見て、一言。
ミツハシ:
「そうだお……まあ高いモンじゃなかったけど」
まあ、これは事実ね。
たまに、本当に突発的にしか着用しないスーツに
大枚を投入するつもりは基本的にナス。
ゆうか:
「……弁償させないとならないですね」
いや、ズボンとベストだもん、また買うよ。ズボンは
予備がもう一つあるしね。
(結果的に、完璧に近い彼女達の洗浄技術プラス、
クリーニング店のそれがあって、どちらも戻ってきたんだけど)
さておいて、とにかく脱衣。部屋にこのまま居ても臭いが
籠ってしまうんで、そのまま部室棟のシャワー室へ直行。
ゴミ袋に取り敢えずシャツ類は投入。
ゆうか:
「大丈夫、今は誰もいません。確認済みです」
頼むぜ。
ミツハシ:
「すぐに出てくるから、ちょっとここで番していてくれる?」
ゆうか:
「何故です?」
ミツハシ:
「コレ以上、ネタになる出来事が起こってたまるかっつうの!!!!」
ゆうか:
「なるほどなるほどwww把握wwwww
よござんす、ここでミツハシさんの全裸を
守ることにしましょう」
ミツハシ:
「その言い方は気にならんでもないが……」
とまあ、まさかリリアン女学園でシャワーを使うはめになろうとは
家を出た時には思いもせなんだ……。
ゆうかの立哨効果もあってか、皆様が期待しているような
ハレンチ学園なイベントも起こらず、どうにか無事に身体を
清めることができますた。
しかし陸上戦闘服の下は全裸。正に全裸ッ!
シャツとパンツ(トランクス派なんだぜ)は部室棟の
洗濯機で洗浄中。乾燥機もあるってことで(凄いよな)、
まあじきに出来上がるってコトで。
ミツハシ:
「ふええ……なんだか……スースーするよう……」
なんて言っている場合ではありません。
(我ながら萌えねえwwww)
そして、部室へ戻る。
ナチは、普通に大丈夫そうってコトでミリタリ研へ移送されて
いました。まあ、他部員が基本的にしばらく着いているってことで。
そして、何人かが近くのユニクロへと向かってくれていたらしく、不在。
ちょうど電話が掛かってきたので、安いトレパンとフリースだけ
買ってきて貰うことに。なかなかおまいら、察しがいいじゃねえか!
ゆうか:
「なんだかとんでもないことになってしまいましたね……」
手ずからウィスキーを作ってくれながら、呟くゆうか。
まあ仕方ないねえ、こればっかりは。
外出組が戻ってくるまでの数十分を、酒で身体を暖めながら
待つことに。そして、無事に支援部隊が帰還。ついでに、トランクス
も全力で乾燥終了。
ミツハシ:
「ふう……やっと人心地つけたお……」
と。
まあ色々とありましたが。
結論。
場所を移動して酒宴再開。
オール確定。
イイイイイイイイイイヤッホウウウウウウ!!!!
(↑ヤケクソ気味に)
(※次回、『ミツハシパパの説教タイム』
……忘れるな、この痛み)
リリアン女学園、何が凄いかって何もかもが凄いのですが、
娯楽棟(?)と呼ばれるトコロに、なんとカラオケルームまで
あるんだよね。簡易だけれど冷蔵庫と給湯室も備わって
いて、事前申請しておけば誰でも学生は使えるそうな。
(勿論、元あった状態に清掃するのが大前提だそうどす)
ゆうか:
『こんなこともあろうかと手配しておきました!』

真田さんゆうかさん、GJ!
部室で余った食材、摘みをみんなで分担して持って、
いざ移動。ミツハシは酒担当。ミツハシはウィスキーと
焼酎で動きます。
立派なカラオケルームでしたねえ。
ふかふかのソファに、立派なテーブル。内部は当然
禁煙でしたが、これは実に結構なことです。
で、カラオケセットですが、これがまた最新型(最近、
あまり頻繁に行っていないので良くわからんが)の
有線カラオケ。
分厚い曲冊子が期待感を高めてくれます。


ほとんどアニソン縛りでした。演歌等も歌ったが。
ミツハシの天城越えは一度皆さんにもお聞かせしたいですなwww
つうか、最近の流行歌がさっぱりわからん……。
と、そんなことはさておいて、いつの間にか復活していた
ナチ女と他数名が、半分寝こけている中、それでも酒を片手に
カラオケサバトは続くのですた。最後の方なんて、マイクを
誰も持たないでみんなで熱唱していたり。
で、途中で「む」と気付いたことがあって、これに関しては
軽く(本当に軽くね)、お説教。
何というか、一言で言うと……
『オトコはオオカミなのよ、気をつけなさい』
『年頃になったら慎みなさい』
ってことかなあw(いや、これでまとまるわなww)
(※元ネタ分からない人がいる気がしてきた……)
ミツハシが悪男(わる)だったら(つうかどっちかっつうと
最近の俺は毒男(ドクオ)な気がしますが)、
お前等危ないぞ、と。
ハルヒのキョンじゃないけど、
『おい、近いぞ(距離が)』
って瞬間がちょっと多かったんですだよ。
堅苦しいかも知れないけれど、ミツハシはもうスッカリと
精神的にはジジイの域に達していることもあるし、なんだか
なあ、と。
まあ、そんなこともありましたが、ともかく大いに
盛り上がったカラオケ。
そして、引いては初めての『リリアン女学園』。
なかなか面白い学生さん達でした。
時は朝。駄目元で洗ってくれると言うスーツ各種を
預けて、取り敢えず着の身着のまま(えー)のミツハシは
先に戦線を離脱させて貰うことに。
ま、色々あったけれどwww総じて楽しかったので良し。
別れは辛い。普通に寂しい。
またみんなで会えると良いね、とお別れをしたのも束の間。
……まさか、半年と置かずに再開することとなろうとは……。
『卒 業』
と、未来の学園理事長がボヤいてみるテスツ。
師走も押し迫り、寒さがいよいよ厳しさを増してきた
そんな時期だった。
ミツハシは、とある人物達に招待を受け、果たして
その招待場所の最寄り駅は改札口で一人、呟いたのだった。
「なんでこんなことになってしまったんだ……」
事の発端は、夏にまで遡らなければならない。
旧サイトより移転、電波ブログ並びに小説ブログの新規
起ち上げを実行した、ほとんどそのタイミングでファンメールを
送ってくれた人がいた。大変に細かい感想と、そして何よりも
拙作に対する愛情を感じさせてくれたそんなメールは大変に
恐縮でありつつも、嬉しかった。
幾度と無く繰り返したそんな電子文通の中で、朧気ながら
見えてくる相手の素顔とか性質。今時分にありて、なかなか
面白い女の子だなあというのが印象付けられた。
そんな中。
突然。
『ミツハシさんをウチ(大学)の文芸部の忘年会@部室にゲストとして招待したいんですが』
と。
ほう。
まあ、面白い子だし、聞けば東京近郊の大学だと言うし。
若い(女の子が目的じゃないよ、念のためねw)フレッシュな
文学青年達と触れ合って見るのも面白いかな、とは思ったわけさ。
文芸部の、そんな中でも特にSFに興味のある部員が他にも数名が
参加確定ってことで安心したこともある(神経質だが、自分はそういう
のに気を遣ってしまいます)。
ミツハシ:
「じゃあ、お呼ばれされちゃおうかなあ」
と返信してみた。
まあ師走ってコトもあり、バタバタしながらもどうにかメールを
チェックしたのはそれから二日後ぐらいだったかな。返事が
来ていてな。
某女史:
「キャホーイ!
一同、三つ指突いてお待ち申し上げまする〜!
ちょっと学校側の申請待ちがあるので、詳しく確定
したらまた連絡するっす!」」
(※原文ママ)
学校側??????
申請待ち??????
どゆこと?????
まあ、話は良く分からなかったが、特に深くは
考えませんでした。
今思えば。
ここで、特異性に気付くべきでありました。
チーン(※擬音)
次の日。
某女史:
「申請、通りましたン。
当日、お越しの際は最寄りの●●駅にお向かえに
あがります。それと、申し訳ありませんが身分を
証明するものを持参して頂けると助かります。
事後承諾みたいでゴメンナサイデス」
??????
良く分かりませんが申請が通ったようです。
本当に何の申請なんでしょう。
ついでに、●●駅は確かに自宅からは近いです。
まあ、小一時間か。
ここで、一つ疑問が。
ミツハシ:
「ねえ、大学名は?」
今思えば一番最初に聞いておくべきでしたね。
ステポテチーン(※擬音)
半日後。
某女史:
「●●●●女子大学デス」
(↑空白部を埋めても完成しませんアシカラズ)
……。
…………。
あのう。
ミズ????
その。何と言いますか。
ミツハシでもそれは、知ってます。
その●●●●女子大学が。
ドヴァリヴァリのミッション系の女子大学
であることを。
マリア様がみてるような学校ですよね??
それなんて私立リリアン女学園?????????
ミツハシ:
「……男、禁制じゃないの? そこ???」
某女史:
「だから事前申請が必要だったんすよーwwww」
答えになってねえ!!!
ミツハシ:
「どっか手近な居酒屋とかにしません(及び腰)?」
某女史:
「もう鮟鱇(あんこう)鍋セット買っちゃいましたヨ!
ついでに、居酒屋では出来ないような話をしたいから
部室に招待するんじゃないデスカ!!」
ガビーン。
……。
…………。
ええとだ。落ち着くんだミツハシ。
女子大ってことは、当然、残りの部員もみんな妙齢の
女性ってことだ。
……。
…………。
素で怖えええええYO!!
(↑微妙に女性恐怖症な人)
そんな飢えた野獣の中に放り込まれたらアタシ、
おかしくなっちゃう……。
まではいかなくても、やっぱり気後れするわなあ。
なんか少ない女性ファンの方々が更に減りそうなことばかり
書いてますがw、まあそれは今更ですよね。即バック上等。
ンな体裁とか形に怯えていて創作活動ができるかってんだ
ボケ(誰に向かって言っているのか)。
そんな時、ミツハシパパスの生霊が天啓を与えてくれました。
息子よ、逆に考えるんだ。
ピッチピチでムッチムッチプリンプリンの女子大生に
囲まれると考えるんだ。
ムハー。
と、逆に考えることは当然できませんでしたが。
まあ、詳しくは割愛しますが、学内の場所も借り切った
と言いますし、料理やお酒も用意しているってこと
でしたんで。
諦めた。
どこからか聞こえてくるドナドナ。
ミツハシ:
「スーツで行った方が良いですよね?」
某女史:
「普通の格好でも良いと思いますけどー」
ミツハシ:
「スーツで行きます」
そうして。
ミツハシは、当日、某駅へと降り立った!!
左手には途中で購入してきたシャンパンをぶら下げて。
買うだけ買って一度も着用していなかった三ボタンスーツに
身を包み。
ミツハシは、降り立った!!
師走も押し迫り、寒さがいよいよ厳しさを増してきた
そんな時期だった。
(※続く!!!!!!!!!)
ううむ。さすがに寒いのう……。
集合場所に異常に早く着く習性のあるミツハシですが、
勿論この時も例外ではなく。
シャンパンを片手に、取り敢えずロータリーを見渡せる
手近な駅構内の喫茶店へと入店。露骨に香料漂う無駄に
熱いコーヒーを啜って煙草を吸ったりして時間を潰すことに。
ネットで調べた限りでは最寄り駅から徒歩十五分って
ことだったが、とにかく、招待主から指定されたのが
駅前だったからこれは仕方がないね。
待ち合わせ時間まではあと十分ぐらいかなってところで。
でんどんでんどんでんどんでんどん
って、別にガンバスターが登場したわけではなくて、
重々しいエンジン音と共に、平和なロータリーに似つかわしくない
どでかいバイクが入場してきますた。
ああ。良いバイク乗ってんなあ。
HONDAのCBR????
あの貫禄から言うと600か750かな???
いいなあ、俺もいずれ免許取って乗りたいなあ。
(※ぶっちゃけ、バカスクを買う気はなくなりましたwww)
なあんて思っていた。
一画に駐車したそんなバイクから、これまたカッチョ良い
姉ちゃんが降り立ったんだよね。ライダースーツに身を
包んだ、遠目から見ても鯔背(いなせ)なおねえちゃんでした。
ああいう「おねえちゃん」の背中だったら乗っても良いな
とか思いながら数本目の煙草に火を点けていたり。
そんな「おねえちゃん」は携帯を取り出して、何やらメール
操作を始めていた。ちくしょう、羨ましいぜ、メールの
受信主!
と見知らぬ同性に勝手に嫉妬していると。
ぶぃーん
(※ミツハシPHSのバイブ音)
ホワット???
即座にチェック。
したら。
『駅前のロータリーに到着しました。待機してます。オレンジ色のバイクです。分からなかったら返事下さいネ(ハート)』
……。
…………。
えええええええええっ!?
と言うか、ロータリーで止っているバイクって
これなんだぜ!?
あれれ???
ついでに、このメールの差出人は……
これまで遣り取りをしていたオンナノコのそれなんだぜ????
What's Going on HEEEEEEEEEERE??????????
まだ、会ってもいないというのに混乱した。
本当に。
(まだ続くんだぜ!!??)
バイク。
なんでバイク???????????
それもHONDAのCBRってぶっちゃけ有り得ない。
ぷりっきゅあ、ぷりっきゅあ〜♪
(※プリキュアもギアスもこれでしか俺は知りません)
と喫茶店で一人心の中、歌っていても仕方がないので、意を決して
現場へ向かうことに。なんか、携帯片手にそわそわしながら
待っているライダースーツ姿のオンナノコがもうかわいくて
仕方のなかったこともあったりしてな(しかしこれって
父性なんだよなあw)。
精算を済ませて、コートを羽織り、ロータリーへと向かう。
携帯で返事するよりも、こっちからアプローチした方が
面白いかな、って思ったこともあったりな。
ミツハシ:
「こんにちは」
ライダー(仮名):
「……こ、こんにちは」
ミツハシ:
「一人?」
ライダー(仮名):
「……い、いや……人を待っています」
ムフー(鼻息)
良いね、この初々しい反応。
ちょっと悪戯心が湧いてしまったミツハシを誰が
責められようか、否。
ミツハシ:
「君をナンパすることにする。どっか二人で遊びにいかない?」
ライダー(仮名):
「えっ……いや、困ります……そんな……」
ウホホホホとばかりも言っていられないので
ミツハシ:
「なんてね。光橋祐希です。こうして会うのは初めてですね。
今日は一日宜しくお願いします」
ライダー(仮名):
「え」
でもって次の瞬間にはそんなライダーさん(仮名)。
ライダー(仮名):
「つうかひどっやりすぎですよwせdrftgyふじこlp;@:」
すまんすまん。
ミツハシ:
「性分なんだ」
ライダー(仮名):
「……そうなんだ」
ミツハシ:
「うん……」
とまあ、これで事件は解決です。ヌフッフッフ(※田村正和調で)。
散々っぱら文句とか小言とか言われましたけれどそれも良い想い出です。
おもひでボロボロ。
ライダー(以下ゆうか):
「まあ、とにかく、みんな待って居るんで後ろに乗って下さい」
言いながら、メットを放り投げてくれました。うーん。これまた
趣味の良いハーフメットですな。何しろ僕が持っているものと
同じ。
ミツハシ:
「素朴な疑問が幾つかあるんだけど、バイクで学校に入れるの?」
ゆうか:
「心配ご無用。こう見えてもあたし、寮長デスカラ」
ミツハシ:
「そうなんだ」
この時は良く分かりもしないで適当に相槌打っておきましたけれど、
この女史は大学指定の独身寮の寮長であり、ついでに四年生とは
言え、半ばの研究室付きであることもあって相当、校内に顔の
効く方だったんですね。そうはまるで見えませんでしたが。
怪しげな独身男性が秘密の花園へかくもスムーズに
入場できる理由もどうやらその辺にあったようで。
ゆうか:
「警備員さんの詰め所で書類だけ書いて貰いますよ。後は、
ビジターなんで堂々とできますから」
ミツハシ:
「それはハンドルネームで良いんですか?」
ゆうか:
「それは駄目wwwwwwww」
ミツハシ:
「駄目かあ」
中間のコトは割愛。
まあ、ばれるってことも無いでしょうが。
(ばれてもたかが知れてるけどね)
ああ。そうだ。
付け加えておくと
ゆうかさんの運転は少し怖かったですね。
顔が拉(ひしゃ)げた。
ともあれ。ただ、お出迎えの人と出会うだけでこれだけの
イベントの数々。
さておいて、いよいよミツハシは
私立リリアン女学園の賓客となりました。
(まだまだ続く。多分!!)
ともかく、未来の学園理事長と未来の学校長は
バイクを降りて、部室棟まで歩くことに。
通り過ぎるたび、高等部や中等部の女学生達が
「こんにちは」
と挨拶してきます。恐るべし、リリアン女学園。
彼女等から『お姉様』と呼ばれていたことをチェック
しつつ
やっぱりスーツで来て正解だったな
などと思ったりしちゃったりなんかしちゃったのです。
途中で、今思えば面通し(?)の意味があったのか、
ちょっと偉そうな先生に紹介されたりしながらも、
目的地の部室棟に到着。
……。
…………。
何て言うか。
『部室棟』ってイメージじゃなかったね。
ミツハシは腐っても私立大学の出身ですが、ミツハシ大学の
部室棟って本当に『バラック』だったもんですから……。
まあ、ボロはボロでも楽しかったですけどね……。
TVを持ち込んでファミコンしたりとか……。
ええ。
そんなミツハシの『部室棟』というイメエジとは懸け離れた
建物が目の前に。
ミツハシ:
「これホテル?」
ゆうか:
「違いますよう。まあ、汚いところですが、まあどうぞ」
どこが汚いんですか?
俺の学生時代の弓道部室っつったらゴミまみれの
代名詞でしたが????
ええと。
そもそも、なんで部室棟に玄関があるんですか????
ともかく、ハイヒールとかパンプスしか並んでいない
靴箱の空き空間に自分の革靴を入れて、そして出された
スリッパを着用して。
ゆうか:
「……ミツハシさんって、足のサイズ小さいんですね……」
ミツハシ:
「うん」
終わってみれば、ミツハシとゆうかさんは足のサイズが
同じでした。
24.5cm(マジ)
身長はギリギリで僕の方が大きかったけどなwwwww
(でもミツハシは170cmギリギリでないんだお)
しゃなりしゃなりとそんな部室棟の中を歩きながら
(変な日本語だよなあ、これwwww)、おもむろに
そんなゆうかさんが言い出した。
ゆうか:
「あの、当初予定していたよりも人間の数が増えてしまった
のですが……」
ミツハシ:
「ああ、最初は四、五人って話だったよね」
ゆうか:
「……多分、今、十人以上が集まっているかと思います」
ミツハシ:
「ホワーイ(WHY)?」
ゆうか:
「……いや、漫研の子に話したら、その子も参加したい、って。
で、そこから……何というか、芋づる式に……」
ミツハシ:
「んんん。いや、いいけどさ。みんな俺のこと知ってるの???」
ゆうか:
「漫研の子は知っていたようです。色々と聞きたいことが
あるようですが……残りとなると……うう……つうか若い男が
来るってことで集まってきているのもいるかとは思います。
何しろ、こういう大学なんで……」
ミツハシ:
「なんかお腹が痛くなってきたお……」
ゆうか:
「すみません、私は別の意味で頭が痛いれす」
と、ゴニョゴニョと話をしているウチに、とにかく目的地で
ある文芸部部室前へと到着した。
ミツハシ:
「……なんか、心なしか負のオーラが立ちこめているよう
に見えるのは気のせいなんだぜ?」
ゆうか:
「ああ、それはみんなが楽しみに待っていますからねえ……」
本当に帰りたくなってきた。
ミツハシ:
「ちょっと覗いてみても良いかな?」
ゆうか:
「どうぞどうぞ」
廊下側、嵌め殺しの窓から、チラッ。
(※実際にはこの倍ぐらいの人数がいたんですだよ)
ミツハシ:
「……なにやってんのこれ????」
ゆうか:
「……さあ……ここまで来ると私にもちょっと……」
(続くんだぜ!)
審議議題:
『鮟鱇鍋に銀鱈を追加するのを是とするか否か』
だったようで。
人数が増えてしまった結果、増量剤としての銀鱈の
存在理由についてかち合っていたそうです。
そう言うオンナノコは好きだぜ、俺。
ともあれ。
「来たぞ」
と、ドスの効いた保志総一郎声で扉を開けたつもりでしたが。
(※アルジェントソーマのリウを意識したつもり。断じて
キラのそれではない←ここ重要)
残念ながらエスプリの効いたそんな入場はあまり受けず。
まあ受けを狙ったつもりもないですが。
ともかく、チヤモテされながら(悪くない気分ではあったw)、
お誕生日席に。
女史A:
「上着をお預かりします」
女史B:
「ささ、どうぞこちらにこちらに」
ってお前等妙に接待馴れしてんなあオイ
スーツの上着を剥がされ、その下にベストを着用していた
ことが「何故か」受けている中で、ともかくそれぞれの
自己紹介が始まった。
ええと。文芸部員四名。漫研三名。他、或いは
所属なし三名。
そして。
ミリタリー同好会四名。
……。
…………。
いや、違和感はあったんだよ……。
だって。
陸上作業服着て居るんだぜ、こいつら
>ミリタリー同好会
(※陸上自衛隊の軍服ね。戦闘服と呼べない事情があるので、
こう自衛隊では呼んでいます。おかしいよなwwww)
聞けば、東に西にサバイバルゲームがあると聞けば
参戦している奴等でした。勿論、学校非公認。
普段の隠れ蓑は『戦史研究同好会(仮名。それっぽい)』。
そういうこと。
そんなサバゲー女(もうこの呼び方でいいやw)達は、
最初はまるでミツハシに興味も無かったらしいんだが、
漫研の話を聞いた一人が、たまたま暇でどうしようも
無かった時に小説ブログを開いてくれたらしく。
「伝染」は早かったそうです。
鍋の追加素材である銀鱈とか野菜類他は全て彼等が
用意してくれた、とのこと。
ありがたい(えー)。
ミリ女A:
「今日一日だけで良いので、幕僚長閣下と呼んで良いですか??」
この台詞を、自分は一生忘れられないと思います。
ちょっと色々な意味でクラッとした。
まあ、ともあれ乾杯。
持ち込んだシャンパンは、最初のミツハシ予定よりも
人が多かったことと、どうせなら冷やしておいた方がって
ことで備え付け冷蔵庫の中に。
差し当って、ビール(エビス)で乾杯。
ミツハシ:
「皆様の美容と健康に……乾杯!」
乾杯の嵐。
文字通り、最初の一杯を空けたミツハシに瓶を片手に
怒濤のように群がってくるオンナノコ達。
いや、ビール好きだけど、お前等ちょっと……
返杯する暇も無く、一方的に注がれ続けるビール。
ミツハシ:
「見てください、この一方的な攻撃」
状態っつうか(また分かり難く微妙なネタを)。
宴はまだ、始まったばかりでした……。
(※続くんだぜ……)
(※これより以下、一部お見苦しい点があるかと思います。
お食事中の方、或いは何かを口に含んだ状態での閲覧には
ご留意下さい)
ともあれ、一通り酒も行き渡り、メインである鍋と
センスの良い摘みの数々に舌鼓を打たせて貰いながら、
しばし談笑。
と言うか、やっぱりオンナノコがメインってのは良い。
摘みの数々の質と言ったら、最高だったよ。
カナッペとか、サラダ盛り合わせもどれも素敵だった。
チーズも色々とあって楽しめた。良いね、こういうの。
ミツハシはしかし
酒呑むと異常な少食になるんでそこは申し訳なかったですが
まあ、一通りの酒食が段落して、後はちょっと重めの酒を
ゆっくり傾けながらと言う段階になって。
結構ミツハシも酔っぱらっていたのでうろ覚えなんだが、
黒板に殴り書きながら『国防と外交』みたいな一説を
ぶったようなぶってないような。
漫研のオンナノコの書いている同人誌を拝見したり、
って口にしたらこれが大失敗で、実際に彼等がコミケに
出している801本を読まされるという屈辱を味わったり
もしたがつうかこれなんて拷問?
文芸部として出している機関誌であるとか個々のエッセイ集を
拝読したり、ミリタリー同好会の連中と狙撃銃について熱く
語り合ったり、後は当然、RLについての話とかを
したりな……。
いやはや、こう言うのも楽しいんですねえ。
と、大分酒が進んでいる中で、一人のミリタリー同好会が
「ちょっと衣装替えてきます」っていなくなって。
ほう、衣装替えですか。一杯持っているんだね、君達。
ゆうか:
「まさかアレじゃないわよね……」
暗い顔で口にした、ライダーな彼女の言葉。
ミツハシ:
「メイド服ぐらいじゃ俺はもう驚かないぜ」
しかし、表情が曇る「ゆうか」と「同好会二名」。
(一名は所用があるとのことで早期離脱済み)
ばんっ(※扉の開く擬音)
ミリタリ女A:
「じゃんじゃじゃーん!!」
……。
…………。
ちょ……おま…………。
ミツハシ:
「ナチ●親衛隊キちゃったー!!!!!!」
ぎいやああああああああああああああああああああああああ
お前、それマジ洒落にならねえって!!
ミツハシ:
「いや、お前まじヤバイって!!」
ミリタリ女:
「別に主義主張に同調とか心酔してないんでおkwwwww」
ミツハシ:
「そう言う問題じゃ……」
ミリタリ女(以下ナチ●女):
「レプリカですけどね、苦労して手に入れたんですお!
ハーケンク●イツは削っているし問題ないです!」
まあ……気持ちはわからんでもないが。
デザインとかその機能性で言うと、ドイツ軍のそれが
非常に秀逸だったことは僕が敢えて解説するまでの
ものではないよな……。
同盟国だったしなあ。
女の子でドイツ人がいたな。
ゆうか:
「まあ、ここでやっている分にはコスプレ扱いで
良いんじゃないですか……」
明らかにこちらに対して気を遣ってくれている物言いでしたが、
自分としてもまあ、とね。
ミツハシ:
「いいんじゃね? ちょっと驚いただけだwwwwww」
まあ、実際に良くできたレプリカではあったんで色々と
遊ばせて貰ったり。裁縫も得意だってコトで、大分手が
加えられていたのには驚いた。首周りとか袖周り、
しっかりしているんだよね……。コスプレ(?)道も
なかなか奥が深いようで。
そして更に酒が入り。
アッヒャッヒャヒャ状態へとなるのにさして時間も掛からず。
午後三時から始めた宴だったが、気付けば五時。
その間、RL小話とか、それぞれの悩みとか臨時人生相談とか。
ともあれ、盛り上がった。
杯もどんどんと空になったしなwwww
やあ、時間が経つのは早いものだ。
光陰矢のゴトシってな。
はははははは。
……ってな。
…………って。
オイ。
ふと気付いた。
ミツハシ:
「……『ナチ』は何処へ行った????」
泥酔したナチが
『ちょっと化粧直ししてきま』
って部室から消えていったのは覚えていたんだが。
あれって何十分前だった????
(※大概、自分も酔っていたんですわ)
ミツハシ:
「ヤバイ酔い方には見えなかったがな……」
(↑少しずつ酔いが冷めて来ているオトコ)
ゆうか:
「……ちょっとトイレ様子見てきまつ……」
ミツハシ:
「ああ、俺が行くわけにもいかんのでな」
(※ちなみに男性講師の存在もあるので部室自体に
男子トイレ自体はあったんだが)
……数分後……
ゆうか:
「……いない……」
ミツハシ:
「……それやばくね?」
ゆうか:
「あの子、徘徊癖があったんだった……迂闊だった……」
ほわっと????
ミツハシ:
「それってナチが『あの格好のまま』でどっかを彷徨い歩いている
と言う解釈で宜しいのですか」
ゆうか:
「それ以外に何がありましょうか……」
ミツハシ:
捕獲しろッ!
生死は問わん!!(意訳)
一同:
「Yes, My Majesty!!」
と、数人を部室に残して全員で飛び出した。今思えば、
なんで俺が部室に残らないで飛び出したのかは分かりません。
と言うか、焦ったのは本当です。
リリアン女学園の内部を『あの格好』で徘徊されるのは洒落に
なりません。
如何せん、内部には全く詳しくないんで、自分は携帯片手の
ゆうかさんと校内を早歩きでチェック。走り回りたいのは
ヤマヤマでしたが「走ると怒られるんで」ってのことで。
ええい、全く……。
まあ、五分程経ったら、別動部隊から連絡が。
「確保!!」
どうやら、ポカリ片手にカフェテリアは自販機脇のベンチで
伸びていたらしい。
ともかく、胸を撫で下ろしながら該当のカフェへ。
手足を伸ばし、口元からヨダレを垂らしながら寝息を立てている
ナチ女。
その周りに、文芸部室組だけではなくて中高等部の生徒達も
心配げに集まっていたり。部活動とかあるんだろうなあ。
ミツハシ:
「はいごめん、はいごめん。すぐに引き取りますのでね」
本当に心から心配してそうな生徒達(良い学校だよな)を
安心させて、取り敢えずほっぺをピタピタ。
ナチ女:
「あうーん」
ゆうか:
「あ、生きていますね」
君、しれっと凄いこと言うね。
しかし、テコでも動きそうにない彼女。このまま放置しておくのも
色々とまずいんで、取り敢えず部室まで持ち帰ることに。
バイク持ってきましょうか、とライダーゆうかは言って
くれましたが。
まあ、そこまでには及ぶまい。
ナチ女は小柄だし、多分いけるね。
ミツハシ:
「よいしょ」
数人掛かりで背中に乗せて貰い、そのまんま持ち帰りの帰途に。
ゆうか:
「何か本当に返す返すも申し訳がありません……」
まあ、良いってコトよ。
ともかく、無事で良かったし。
冷えてきたから、戻って迎え酒と行こうよ。
一同:
「そうしましょうwwwwwww」
あははははははははははは!!
と、ドラマだったら大団円で終わりそうなそんな場面(静止画)。
ナチ女:
「ゴホッ」
ミツハシ:
「どした? だいじょぶ???」
はい。
もう予測が付いているでしょう????
ナチ女:
「おぶう゛ぉええええええええええええごう゛ぁああどぶぢゃべべべええええええええええええええええええ」
ミツハシ:
「アッ――!!」
(※苦難は続く)
うっぎゃああああああああああああああああああああああああ!!
あ、あああああああああああああああああああああああああッ!!
もう、自分の悲鳴なのか或いは他人のそれなのか。
ともかく
思い切り盛大に。それは盛大に。
首筋から背中に掛けて、空対地ゲロ……。
なんてこった。
この最新鋭イージスである『みつはし(DD106)』に
弾着を決めるとはなかなかやるな!
ってねええええええええええYOOOOOOOOOOOOOOOOOOO
ゆうか他:
「う、うわあああああああ! どどどうしましょう!!
ああ、ああーん!! ミツハシさあああああん!!」
地獄ッ……まさに地獄ッ……
ミツハシ:
「どうしようもないお……(精神的に麻痺)」
差し当って、ナチは全て吐ききったようだったので、改めて背負い直し。
吐瀉物が詰まっていたら大変なので、そこら辺は入念に確認した。
何人かには、取り敢えず現場の掃除を命令して、ゆうか他何人かで
とにかく急いで部室に帰還。幸い、誰にも見咎められることもなく。
取り敢えず、呑気なナチ(ぐーぐー寝てやんのよ)を部室組に
任せて、俺はゲロまみれな状態をどうにかこうにかしないとならず。
ゆうか:
「シャワー、使えますからそれは安心して下さい……ただ……」
取り敢えず、シャワーが使えることに安心。
ゆうか:
「着替えなんて……持ってきてませんよね」
ったりめえだろうが!
このステレンキョー!!
着替え持ってくるってレベルじゃねーぞ!!
温厚なミツハシもたまには怒ります。
ゆうか:
「とにかく、服をどうにかしましょう……洗濯機で
洗えるのかな?」
ミツハシ:
「いや、もう処分って方向しか無いだろう常識的に考えて……」
おろし立てでしたが、まあ……仕方ないお。
幸いだったのは、上着を着ていなかったことだ。
上着を着用していたら流石に泣いていただろう。
気を利かせてくれたミリタリ研の女史が、取り敢えず
陸上作業服ズボンとウッドランド迷彩の上着を貸して
くれたのには助かった(つんつるてんやったけどな……)。
まあ、どうにか外出はできる格好ですね。
って、出来るかーーーーーーっ!!
(ノリツッコミ)
付け加えると、この時に『リリアン女学園の制服』とか
『ゴスロリメイド服』と言う選択肢も提示されましたが
さすがに叩いてやろうかと思ったお……。
さておいて、とにかく脱衣は行なわなくてはならなかった
こともあって、ベストとシャツ、ズボンを外す(女子全員
回れ右)。
ゆうか:
「これ……アルマーニって書いてあるんでつか……?」
誕生席椅子に掛けられた僕の上着を見て、一言。
ミツハシ:
「そうだお……まあ高いモンじゃなかったけど」
まあ、これは事実ね。
たまに、本当に突発的にしか着用しないスーツに
大枚を投入するつもりは基本的にナス。
ゆうか:
「……弁償させないとならないですね」
いや、ズボンとベストだもん、また買うよ。ズボンは
予備がもう一つあるしね。
(結果的に、完璧に近い彼女達の洗浄技術プラス、
クリーニング店のそれがあって、どちらも戻ってきたんだけど)
さておいて、とにかく脱衣。部屋にこのまま居ても臭いが
籠ってしまうんで、そのまま部室棟のシャワー室へ直行。
ゴミ袋に取り敢えずシャツ類は投入。
ゆうか:
「大丈夫、今は誰もいません。確認済みです」
頼むぜ。
ミツハシ:
「すぐに出てくるから、ちょっとここで番していてくれる?」
ゆうか:
「何故です?」
ミツハシ:
「コレ以上、ネタになる出来事が起こってたまるかっつうの!!!!」
ゆうか:
「なるほどなるほどwww把握wwwww
よござんす、ここでミツハシさんの全裸を
守ることにしましょう」
ミツハシ:
「その言い方は気にならんでもないが……」
とまあ、まさかリリアン女学園でシャワーを使うはめになろうとは
家を出た時には思いもせなんだ……。
ゆうかの立哨効果もあってか、皆様が期待しているような
ハレンチ学園なイベントも起こらず、どうにか無事に身体を
清めることができますた。
しかし陸上戦闘服の下は全裸。正に全裸ッ!
シャツとパンツ(トランクス派なんだぜ)は部室棟の
洗濯機で洗浄中。乾燥機もあるってことで(凄いよな)、
まあじきに出来上がるってコトで。
ミツハシ:
「ふええ……なんだか……スースーするよう……」
なんて言っている場合ではありません。
(我ながら萌えねえwwww)
そして、部室へ戻る。
ナチは、普通に大丈夫そうってコトでミリタリ研へ移送されて
いました。まあ、他部員が基本的にしばらく着いているってことで。
そして、何人かが近くのユニクロへと向かってくれていたらしく、不在。
ちょうど電話が掛かってきたので、安いトレパンとフリースだけ
買ってきて貰うことに。なかなかおまいら、察しがいいじゃねえか!
ゆうか:
「なんだかとんでもないことになってしまいましたね……」
手ずからウィスキーを作ってくれながら、呟くゆうか。
まあ仕方ないねえ、こればっかりは。
外出組が戻ってくるまでの数十分を、酒で身体を暖めながら
待つことに。そして、無事に支援部隊が帰還。ついでに、トランクス
も全力で乾燥終了。
ミツハシ:
「ふう……やっと人心地つけたお……」
と。
まあ色々とありましたが。
結論。
場所を移動して酒宴再開。
オール確定。
イイイイイイイイイイヤッホウウウウウウ!!!!
(↑ヤケクソ気味に)
(※次回、『ミツハシパパの説教タイム』
……忘れるな、この痛み)
リリアン女学園、何が凄いかって何もかもが凄いのですが、
娯楽棟(?)と呼ばれるトコロに、なんとカラオケルームまで
あるんだよね。簡易だけれど冷蔵庫と給湯室も備わって
いて、事前申請しておけば誰でも学生は使えるそうな。
(勿論、元あった状態に清掃するのが大前提だそうどす)
ゆうか:
『こんなこともあろうかと手配しておきました!』
部室で余った食材、摘みをみんなで分担して持って、
いざ移動。ミツハシは酒担当。ミツハシはウィスキーと
焼酎で動きます。
立派なカラオケルームでしたねえ。
ふかふかのソファに、立派なテーブル。内部は当然
禁煙でしたが、これは実に結構なことです。
で、カラオケセットですが、これがまた最新型(最近、
あまり頻繁に行っていないので良くわからんが)の
有線カラオケ。
分厚い曲冊子が期待感を高めてくれます。
ほとんどアニソン縛りでした。演歌等も歌ったが。
ミツハシの天城越えは一度皆さんにもお聞かせしたいですなwww
つうか、最近の流行歌がさっぱりわからん……。
と、そんなことはさておいて、いつの間にか復活していた
ナチ女と他数名が、半分寝こけている中、それでも酒を片手に
カラオケサバトは続くのですた。最後の方なんて、マイクを
誰も持たないでみんなで熱唱していたり。
で、途中で「む」と気付いたことがあって、これに関しては
軽く(本当に軽くね)、お説教。
何というか、一言で言うと……
『オトコはオオカミなのよ、気をつけなさい』
『年頃になったら慎みなさい』
ってことかなあw(いや、これでまとまるわなww)
(※元ネタ分からない人がいる気がしてきた……)
ミツハシが悪男(わる)だったら(つうかどっちかっつうと
最近の俺は毒男(ドクオ)な気がしますが)、
お前等危ないぞ、と。
ハルヒのキョンじゃないけど、
『おい、近いぞ(距離が)』
って瞬間がちょっと多かったんですだよ。
堅苦しいかも知れないけれど、ミツハシはもうスッカリと
精神的にはジジイの域に達していることもあるし、なんだか
なあ、と。
まあ、そんなこともありましたが、ともかく大いに
盛り上がったカラオケ。
そして、引いては初めての『リリアン女学園』。
なかなか面白い学生さん達でした。
時は朝。駄目元で洗ってくれると言うスーツ各種を
預けて、取り敢えず着の身着のまま(えー)のミツハシは
先に戦線を離脱させて貰うことに。
ま、色々あったけれどwww総じて楽しかったので良し。
別れは辛い。普通に寂しい。
またみんなで会えると良いね、とお別れをしたのも束の間。
……まさか、半年と置かずに再開することとなろうとは……。
『卒 業』
と、未来の学園理事長がボヤいてみるテスツ。
2007年01月19日
命日
去年の今日、愛すべき猫が死んだ。
正確を記するのならば、今日の午後二時五十八分、天に召された。
まあ、数えで17歳。大往生だろう。そして、最後は、僕と母の
腕の中で息を引き取ったわけであるし、これ以上無く、幸せな
猫生だった筈だ。
彼との出逢いは、実に自分が中学生の自分にまで遡らなければ
ならない。
当時、居住していたマンションの付近で、当てもなく彷徨い歩き、
鳴き続けていた猫がいた。
最後は動けなくなり、蹲っていたのを見かねた実妹が家へと
半泣きで連れ込んで来たんだった。
前述の通り、自分達家族が当時居住していたのはマンションだった。
建前は『ペット禁止』。しかし、実際にそこに済んでいる大家さんが
犬を飼っていたこともあり、暗黙の了解では「アリ」って雰囲気は
確かにあった。
しかし、我が光橋家は、ペットを飼ったことがなかった。
いや、正確に言えば、アメリカに滞在していた時にウサギを飼って
いたことはあったが(※当然、他界はしているだろうが、その最後を
見とってやれなかったことは心苦しい……言うまでもなく、父親の
任期が切れて日本に帰国することになったからだ。ちなみに、最後に
別れる時の、「鳴き声」を自分は一生忘れられない。ウサギって
鳴くんだ、ってことを初めて知った)、アグレッシブな猫や犬を
飼ったことはなかった光橋家なのであった。
しかし、妹の必死の訴えを無碍にもできず、母親はどうせなら、って
ことで部屋に入れることは許可した(かなり衰弱していたし、長くは
ないだろうと思ったらしい。どうせなら、暖かいところで……とまで
考えた程に)。
しかし、情が切れなかったのは、他ならない母だった。
結局、近場の動物病院に連れて行ったのだ。
獣医曰く
『これは、望み薄かと思いますが……念のため、強い注射を
一本打っておきましょう』
事実、獣医もそんなコメントをしていたそうな。
しかし、そんな一本の注射(今思うと栄養剤とか強心剤みたいな
もんだったのかな)が、彼の運命を変えた。
一晩が経ち、様子を見に行った母に対し、力を少しだけ取り戻した
彼の最初の行動は、そんな母に対し、威嚇することだった。
「シャーーーーーーーーー!!!!!」
母親は、絶望したらしい。
一体、どれだけの虐待を受けていれば、ここまで人間に対して
悪意を見せるのか、と。
それはそうだな。今際の際から戻って、まず威嚇するってのは
よっぽどだったんだろう。
ここからは、自分も覚えている範囲内で話せるな。
とにかく、そんな「凶暴な」彼を袋に詰めて、再度動物病院へ
母と行った。
獣医は驚いたし、看護士も驚いていた。
「凄い生命力!」と。
さておいて、その場で暴れる彼を抑えて点滴を実行。
ついでに、獣医による年齢チェックが始まったが、その獣医の
発言内容は僕と母を充分に驚かせるに足るものだったんだ。
「信じられませんが、この仔はまだ「おっぱい」を飲んでいる
年齢です。歯が生え揃っていませんし……本当だったら、体重は
今の三倍以上はある筈なんですが……」
そう。
彼は、片手の平に乗る程の大きさだった。
幾つかの条件が重なると、やはり彼が尋常でない虐待を
受けてきていたことは、僕でも推測できた。
ともあれ、そんな彼を引き取ることを家族会議で決め、
そして……「おっぱい」を飲んでいる彼に、与えなくては
ならないものは、やはり「おっぱい」。
なんたることか。
光橋祐希は、実の我が子を授かる前に、獣医から渡された
「猫用粉ミルク」をそんな彼に与えなくてはならなくなった
のである(実母の体調も当時は悪かったこともあり、とても
猫の面倒を一人に見せるわけにもいかなかった。そして、俺は
長男だったしな)。
獣医からの説明を受け、
「人肌、分量、タイミング」
に留意しながら、粉ミルクを解く。現金なことに、そんな
臭いに反応した彼は僕の足元でナーゴナーゴ鳴いているのである。
現金なこと、この上無しwwwwww
さておいて、特に温度に注意しながら合成した猫ミルク
(本当に俺は何をやっていたんだろうなww)を、スポイトで
吸い上げ、彼の口元に持っていく。
ゴロゴロと喉を鳴らしながら、吸い付いてチパチパとミルクを
嬉しそうに吸う彼。時折、スポイトを構えている手に爪が刺さって
大変に痛い思い&腫れを受けたりもしたが、どうやらこれは
仔猫特有の「乳揉み現象」だったらしい。そんな彼はしかし、
いざ満腹となると、「ケッ」っと言う具合で、その場を離脱する
のだった。そして、近寄れば「シャーーーーッ」と威嚇する。
全く。
「報われないことの代名詞だなあ」
とは、当時のミツハシ日記に直筆で書かれているフレーズであるwwww
まあ、そして月日は流れ……。
なんだかんだと威嚇をすることは無くなったものの
(まれにした、と言うのが事実である)、
やはり最後の最後までなかなか気を許すことの無かった
彼に、ミツハシが与えた名前は
『あるふぉんす』
当時、ブームであり、ミツハシ自身も大いに熱狂して
夢中になっていた『機動警察パトレイバー』から取らせて
いただいた(なんつうかミツハシの年齢がばれそうだが、まあ
良いわww)。
後になって、マフィアの親分で知られる
「アル・カポネ」と同じだったことを知ることになったが、
それはそれで彼に相応しい気もするwwww
いや、それ位に最後の最後まで、凶悪な猫だったんだ。
何しろ、「噛む」とか「引っ掻く」と行った猫特有の
アクションにおいて、彼は手加減を知らなかった。
それもその筈で、彼は仔猫時代を同世代、兄妹と過ごせなかった
からなんだろう、と言う推測も僕達には簡単に付いたよ。
しかし、痛かったなwwwwっww
コタツに足を迂闊に突っ込めば思いっきり噛み付かれる。
新聞を読んでいれば、突然その背後から爪を立てる。
なんか、こうして書いていると本当に禄でも無い猫だが。
それでも、愛していた。
今でも好きだ。

そんな彼の様子がおかしくなったのは、今から思えば一昨年の
夏からだった。
延々と寝るようになった。
それと比例して、摂取するご飯と水の量が激減した。
正直自分は、
「こりゃあ長くないなあ」
と思ったよ。
秋口になり、いよいよ顕著になった。
不安と寂しさを覚えた自分は、自室ではなく、彼の居場所でもある
和室に布団を敷いて、共に寝ることになった。
面白いんだ。彼、最初は「ふーん?」って空々しいんだよ。
だけれど、僕が布団に潜り込んで、読書などを始めて、うつらうつら
し始めると、
ぐりぐりっ
と、その頭で僕に意志を示す。
「とんだツンデレだな」
言いながら、布団を持ち上げると、彼は中にゆっくりと入り、
そして一回転して。
そして、僕の背中に自分の背中をピッタリと合わせて、寝るんだ。
お陰で、寝返り一つ打てやしない。

そんなこんなで、ミツハシ個人としては非常に睡眠不足な日々を
送る中、それでもやはり「あるふぉんす」は少しずつ、しかし確実に
老いていった。
全く、水も食料も取らなくなったのは、年明けからだった。
去年の今頃は本当に無茶苦茶で、実祖母が他界したのも師走の
29日、葬儀を含めたモロモロが元旦と言うとんでもない頃。
そして、そんなオババの後を追うようにして、あるふぉんすも
また、去年の今日、他界したんだった。
今でも忘れない。ほとんど動かなくなっていた彼が、突然
むくっ
って起きあがったんだ。続いて、軽い嘔吐。
そして、その場に崩れ落ちた。
「あるちゃん!」
母親が慌てて抱き締めたけれど、最後に二回、三回と痙攣して、
彼は少しだけ舌べろを伸ばした状態で死んだ。
本当になあ。最後の最後に、どこに行こうとしたんだろうか???
生物の本能なのかな???
ともあれ、そうして彼の猫にしては長い、けれど人間のそれに
比しては短すぎる生涯は終わった。
終わってみれば、半生を共にした猫だった。
そのことに気付いたのは、もっと後になってからで、
バイトに行っていた実妹が帰宅して、そんな「あるふぉんす」の
亡骸を目にしてあげた一言によって。
「うわああああああああああああああああああああん」
いや、あの叫びは言葉では変換できない。
慟哭、正に慟哭。
自分と妹の年齢差は大きいこともあり、顧みればそれは
僕の半生以上の存在だったと言うこと。
あるふぉんす、沢山をありがとう、としか言い様がない。
最後の最後に、究極的なモノを教わった。
俺がそっちに行くのがいつかはわからないけれど、
まあ行ったらよろしく。思う存分、噛んでもいいぞwwwww
後日談。
そんな彼を火葬したその日は、大雪だった。
最後の最後まで、迷惑を掛けるヤツだ。

でも、これが最後かと思うと、ミツハシの涙は降り積もった雪を
解かし続けて、止まなかった。
まあ、一年経った。
あるふぉんす、本当にグッバイ。
……暗い話で申し訳も。
明日からは、また愉快で楽しく、そしてちょっと毒のある
コラムが始まるかと思います。
ここまで読んで下さった皆さん、何かの縁です。
そんな凶悪なあるふぉんすのために、祈ってやってくだちいwwww
正確を記するのならば、今日の午後二時五十八分、天に召された。
まあ、数えで17歳。大往生だろう。そして、最後は、僕と母の
腕の中で息を引き取ったわけであるし、これ以上無く、幸せな
猫生だった筈だ。
彼との出逢いは、実に自分が中学生の自分にまで遡らなければ
ならない。
当時、居住していたマンションの付近で、当てもなく彷徨い歩き、
鳴き続けていた猫がいた。
最後は動けなくなり、蹲っていたのを見かねた実妹が家へと
半泣きで連れ込んで来たんだった。
前述の通り、自分達家族が当時居住していたのはマンションだった。
建前は『ペット禁止』。しかし、実際にそこに済んでいる大家さんが
犬を飼っていたこともあり、暗黙の了解では「アリ」って雰囲気は
確かにあった。
しかし、我が光橋家は、ペットを飼ったことがなかった。
いや、正確に言えば、アメリカに滞在していた時にウサギを飼って
いたことはあったが(※当然、他界はしているだろうが、その最後を
見とってやれなかったことは心苦しい……言うまでもなく、父親の
任期が切れて日本に帰国することになったからだ。ちなみに、最後に
別れる時の、「鳴き声」を自分は一生忘れられない。ウサギって
鳴くんだ、ってことを初めて知った)、アグレッシブな猫や犬を
飼ったことはなかった光橋家なのであった。
しかし、妹の必死の訴えを無碍にもできず、母親はどうせなら、って
ことで部屋に入れることは許可した(かなり衰弱していたし、長くは
ないだろうと思ったらしい。どうせなら、暖かいところで……とまで
考えた程に)。
しかし、情が切れなかったのは、他ならない母だった。
結局、近場の動物病院に連れて行ったのだ。
獣医曰く
『これは、望み薄かと思いますが……念のため、強い注射を
一本打っておきましょう』
事実、獣医もそんなコメントをしていたそうな。
しかし、そんな一本の注射(今思うと栄養剤とか強心剤みたいな
もんだったのかな)が、彼の運命を変えた。
一晩が経ち、様子を見に行った母に対し、力を少しだけ取り戻した
彼の最初の行動は、そんな母に対し、威嚇することだった。
「シャーーーーーーーーー!!!!!」
母親は、絶望したらしい。
一体、どれだけの虐待を受けていれば、ここまで人間に対して
悪意を見せるのか、と。
それはそうだな。今際の際から戻って、まず威嚇するってのは
よっぽどだったんだろう。
ここからは、自分も覚えている範囲内で話せるな。
とにかく、そんな「凶暴な」彼を袋に詰めて、再度動物病院へ
母と行った。
獣医は驚いたし、看護士も驚いていた。
「凄い生命力!」と。
さておいて、その場で暴れる彼を抑えて点滴を実行。
ついでに、獣医による年齢チェックが始まったが、その獣医の
発言内容は僕と母を充分に驚かせるに足るものだったんだ。
「信じられませんが、この仔はまだ「おっぱい」を飲んでいる
年齢です。歯が生え揃っていませんし……本当だったら、体重は
今の三倍以上はある筈なんですが……」
そう。
彼は、片手の平に乗る程の大きさだった。
幾つかの条件が重なると、やはり彼が尋常でない虐待を
受けてきていたことは、僕でも推測できた。
ともあれ、そんな彼を引き取ることを家族会議で決め、
そして……「おっぱい」を飲んでいる彼に、与えなくては
ならないものは、やはり「おっぱい」。
なんたることか。
光橋祐希は、実の我が子を授かる前に、獣医から渡された
「猫用粉ミルク」をそんな彼に与えなくてはならなくなった
のである(実母の体調も当時は悪かったこともあり、とても
猫の面倒を一人に見せるわけにもいかなかった。そして、俺は
長男だったしな)。
獣医からの説明を受け、
「人肌、分量、タイミング」
に留意しながら、粉ミルクを解く。現金なことに、そんな
臭いに反応した彼は僕の足元でナーゴナーゴ鳴いているのである。
現金なこと、この上無しwwwwww
さておいて、特に温度に注意しながら合成した猫ミルク
(本当に俺は何をやっていたんだろうなww)を、スポイトで
吸い上げ、彼の口元に持っていく。
ゴロゴロと喉を鳴らしながら、吸い付いてチパチパとミルクを
嬉しそうに吸う彼。時折、スポイトを構えている手に爪が刺さって
大変に痛い思い&腫れを受けたりもしたが、どうやらこれは
仔猫特有の「乳揉み現象」だったらしい。そんな彼はしかし、
いざ満腹となると、「ケッ」っと言う具合で、その場を離脱する
のだった。そして、近寄れば「シャーーーーッ」と威嚇する。
全く。
「報われないことの代名詞だなあ」
とは、当時のミツハシ日記に直筆で書かれているフレーズであるwwww
まあ、そして月日は流れ……。
なんだかんだと威嚇をすることは無くなったものの
(まれにした、と言うのが事実である)、
やはり最後の最後までなかなか気を許すことの無かった
彼に、ミツハシが与えた名前は
『あるふぉんす』
当時、ブームであり、ミツハシ自身も大いに熱狂して
夢中になっていた『機動警察パトレイバー』から取らせて
いただいた(なんつうかミツハシの年齢がばれそうだが、まあ
良いわww)。
後になって、マフィアの親分で知られる
「アル・カポネ」と同じだったことを知ることになったが、
それはそれで彼に相応しい気もするwwww
いや、それ位に最後の最後まで、凶悪な猫だったんだ。
何しろ、「噛む」とか「引っ掻く」と行った猫特有の
アクションにおいて、彼は手加減を知らなかった。
それもその筈で、彼は仔猫時代を同世代、兄妹と過ごせなかった
からなんだろう、と言う推測も僕達には簡単に付いたよ。
しかし、痛かったなwwwwっww
コタツに足を迂闊に突っ込めば思いっきり噛み付かれる。
新聞を読んでいれば、突然その背後から爪を立てる。
なんか、こうして書いていると本当に禄でも無い猫だが。
それでも、愛していた。
今でも好きだ。
そんな彼の様子がおかしくなったのは、今から思えば一昨年の
夏からだった。
延々と寝るようになった。
それと比例して、摂取するご飯と水の量が激減した。
正直自分は、
「こりゃあ長くないなあ」
と思ったよ。
秋口になり、いよいよ顕著になった。
不安と寂しさを覚えた自分は、自室ではなく、彼の居場所でもある
和室に布団を敷いて、共に寝ることになった。
面白いんだ。彼、最初は「ふーん?」って空々しいんだよ。
だけれど、僕が布団に潜り込んで、読書などを始めて、うつらうつら
し始めると、
ぐりぐりっ
と、その頭で僕に意志を示す。
「とんだツンデレだな」
言いながら、布団を持ち上げると、彼は中にゆっくりと入り、
そして一回転して。
そして、僕の背中に自分の背中をピッタリと合わせて、寝るんだ。
お陰で、寝返り一つ打てやしない。
そんなこんなで、ミツハシ個人としては非常に睡眠不足な日々を
送る中、それでもやはり「あるふぉんす」は少しずつ、しかし確実に
老いていった。
全く、水も食料も取らなくなったのは、年明けからだった。
去年の今頃は本当に無茶苦茶で、実祖母が他界したのも師走の
29日、葬儀を含めたモロモロが元旦と言うとんでもない頃。
そして、そんなオババの後を追うようにして、あるふぉんすも
また、去年の今日、他界したんだった。
今でも忘れない。ほとんど動かなくなっていた彼が、突然
むくっ
って起きあがったんだ。続いて、軽い嘔吐。
そして、その場に崩れ落ちた。
「あるちゃん!」
母親が慌てて抱き締めたけれど、最後に二回、三回と痙攣して、
彼は少しだけ舌べろを伸ばした状態で死んだ。
本当になあ。最後の最後に、どこに行こうとしたんだろうか???
生物の本能なのかな???
ともあれ、そうして彼の猫にしては長い、けれど人間のそれに
比しては短すぎる生涯は終わった。
終わってみれば、半生を共にした猫だった。
そのことに気付いたのは、もっと後になってからで、
バイトに行っていた実妹が帰宅して、そんな「あるふぉんす」の
亡骸を目にしてあげた一言によって。
「うわああああああああああああああああああああん」
いや、あの叫びは言葉では変換できない。
慟哭、正に慟哭。
自分と妹の年齢差は大きいこともあり、顧みればそれは
僕の半生以上の存在だったと言うこと。
あるふぉんす、沢山をありがとう、としか言い様がない。
最後の最後に、究極的なモノを教わった。
俺がそっちに行くのがいつかはわからないけれど、
まあ行ったらよろしく。思う存分、噛んでもいいぞwwwww
後日談。
そんな彼を火葬したその日は、大雪だった。
最後の最後まで、迷惑を掛けるヤツだ。
でも、これが最後かと思うと、ミツハシの涙は降り積もった雪を
解かし続けて、止まなかった。
まあ、一年経った。
あるふぉんす、本当にグッバイ。
……暗い話で申し訳も。
明日からは、また愉快で楽しく、そしてちょっと毒のある
コラムが始まるかと思います。
ここまで読んで下さった皆さん、何かの縁です。
そんな凶悪なあるふぉんすのために、祈ってやってくだちいwwww
2006年10月17日
平成18年度自衛隊観艦式『この海と君を守る』 ミツハシレポート
お待たせしました。そんなワケで、参加して参りました!
【平成18年度自衛隊観艦式】
当日(10-25-2006)の朝の天気はあいにく曇り。
時折、小雨のぱらつきがありました。ガッデム。
ついでに、風が大変に強かったです。シーーーット。
「こりゃあ難儀な航海になりそうだぜセニョール」
と、既に嫌な予感がむんむんとしておりましたが。
そんなこんなで、出港地である瑞穂埠頭に到着。
雨が降ってきました。金属検知器を含んだ簡単な手荷物検査が
自衛隊によって、そして今回は(も)、手荷物の入念な検査は
米軍が行なっておりました。小雨が降る中、どちら側もご苦労
さまです、としか言い様がないですね……。
ミツハシは、一足早く現場に到着。
自衛官の方々がすれ違うたびに敬礼を行なってくれます。
礼服を着込んだ士官組の方は元よりとして、セーラー着用の
水兵さん達も、とてもフレンドリーに声を掛けてきてくれます。
気持ちの良いモノですね。
でもってそんな薄靄の基地の中を歩くこと十分、到着した。
そこに待っていたのは本日のミツハシの乗艦である、
汎用護衛艦(以下DD)106号【さみだれ】

でありました。
最後尾ではためく軍艦旗の美しい事よ。ほとんど無意識の内に敬礼。
なお、艦の諸元についてはwikiの『むらさめ型護衛艦』に
載っております。
一番艦であり、ネームシップでもある『むらさめ』の五番目の妹という
ことになる『さみだれ』。
これは、実は旧帝国海軍時代に初代艦が認められるところなのでも
あります。
折角の機会なので、こちらでも紹介してみましょう。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
歴代『さみだれ』(Successive SAMIDARE)
艦名『さみだれ』の由来の意味
『さみだれ(五月雨)』とは、六月頃に降る長雨、つまり梅雨のことで、
『水取り雨』とも言われ、田植え用の稲作に欠かせない恵みの雨でありま
す。
日本では旧海軍以来、艦名は、天象、気象、山岳、河川、地方の名将か
ら採用されており、本艦『さみだれ』は2代目にあたります。
(※当日配布パンフレットより抜粋)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
しかし、旧帝国時代から含め、日本の艦艇の名前というのは実に
情緒豊かで面白いですねえ。偉人、名将の名前を命名することの
多い諸外国に比べると、その情緒高さが際だつものに思えるのは
自分だけでしょうか。
なかなか忙しいことが多く、のんびりと写真を撮っている暇が
自分にはなかなか無かったのですけれどwww、数少なく、かつ
まともに撮影できたもの等を時間軸を追って貼り付けていきたいと
思います。
【さみだれ艦橋】

これは、乗艦前に港から撮ったものです。手前にあるのが、
第一煙突。ガスタービンエンジンの排気口です。メーカーは、
ロールスロイス。これとほぼ同じ形状の第二が、更にこの
後部に装備されています。通常航行で使用するのはこの第一のみ。
そして、塔のようにそびえているものがレーダーマスト。
やはり、軍艦旗が掲げられていますね。
いわゆる艦橋は、その前の部分。写真だとちょっと分かり難い
ですが(ちなみに←が前部になります)。
これはステルス性を考慮した設計となっているようです。
つうか、自分が説明するまでもなくwikiに完璧に近い解説が
あるんだわな、これがwwww
【同さみだれ艦橋】

こっちの写真の方がいくらか分かりやすいかもしれません。
タラップが既に通されており、民間人の乗艦が始まっているところ
であります。
さて、そんなこんなでいよいよ出港時刻が迫って参りました。
艦内のアナウンスは元より、それまでにこやかだった乗組員の方達の
表情も少しずつ、緊張を含んだものとなっていきます。
天候は相も変わらずの曇り。果たして、無事に済むのだろうかという
不安な声があちこちから聞こえてきます。酔い止めを飲む人、毛布に
くるまって静かに出港を待つ人、色々です。
午前九時五分。
出港時刻となりました。
「パラパパーパラパパーパラパパー♪」
ラッパが鳴り響きます。続いて、
『出港準備!!』
とのアナウンス。いよいよ、興奮してきました。
二隻のタグボートに引かれ、全長100メートル余り、4500トン越えの
巨体が動き出します(綱で強引に引いていくという、存外原始的なw
やり方には少し驚きました)。
タグボートが綱を解き、そしていよいよ、ガスタービンが唸りを
上げます。小刻みな振動が船体を通じて伝わってきますし、排気ガスが
一斉に立ち昇る!!
さあ、動かせ4500トン・オーバー!!!!
響け、三万馬力!!!!
ず、ずずずず……少しずつ、しかし確実に前進を開始する『さみだれ』。
これは凄い。たまらんwwwww
もう、脳内麻薬がピュルピュルと分泌されっぱなしのミツハシでした。
いや、本当に凄いんだよ。
民間人の歓声を受けながら、こうして『さみだれ』は定刻通りに
出港しました。
……ちょっと迷ったのですが、この出港の瞬間にミツハシが感じたことを
やはり、書き連ねることにします。初っ端からしんみりとしてしまうかも
分かりませんけれど、そこはご容赦頂きたい。
……出港ラッパが鳴り、静かに艦が動き始めたその時だった。
ふと、第二次大戦のことが脳裏を過ぎったのです。
自分を含め、多くの民間人が、ピクニック気分でこの『さみだれ』に
乗っていることは事実です。勿論、それは間違ったことでは無いです。
ただ、現実に……ほんの半世紀ばかりも前に、『生きて帰れないかも』
と言う決意を胸に、出港する時の乗組員の気持ちとはどんなもんだったか、
と考えてしまったのですよ。
少しずつ小さくなっていく岸壁、陸地……。多分、手透きの人間は
最後の最後までそんな陸地を見ていたんでは無かったか。
その胸中に、どれ程の哀しみと辛さ、切なさが宿っていただろうか、
と考えると、目頭が冗談抜きで熱くなり、気が付いたら軽く落涙して
おりました。レイバンのサングラスを着用していて良かった、等とも
思いましたが、この涙が恥ずかしいものでは無いという気持ちも半々。
そうだよね、戦争ってそういうことなんだよね。
って、改めて考えさせられました。何と言いますか、この段階で
既にミツハシは感無量の状態でね……。この雰囲気と、臭いを
味わえただけで来た甲斐があったな、と思ったのです。
……と、本当にしんみりとしてしまいましたが、そうは言っても、
今日は海上自衛隊(陸上も航空もね)の晴れの舞台。胸を張って、
大きく応援をさせて頂きまっしょい!!
と、気分を切り換えて。
観艦式が行なわれる三浦半島沖に到着するまでの所要時間はおよそ、
三時間。東京湾を抜け、浦賀水道を経由して外洋へと至るその頃、
ようやく晴れ間が見えて参りました。思いの外、波も穏やかでこれは
一安心。ミツハシは基本的に乗り物は無敵なこともあり、全く動じても
いなかったのですが、甲板や格納庫の付近では船酔いが酷く、うずくまって
いるような方達も居ましたから、彼等の為にも安心しました。
時折、艦橋後部甲板の喫煙所で紫煙を燻らしながら、色々な方と話を
しましたね……。あまり、詳しく書けるような内容でもないですがww
ちなみに、【さみだれ】は民間人を乗せた船の中では最前のポジションに
構えることとなっており、なんと艦長の他に艦隊指揮官も乗艦されて
おりました。
いや、これ、何がラッキーだったかって、【さみだれ】ったら、ズンズンと
他の船を抜いていくんですよwww
『これより高速機動に入ります。若干の揺れ、並びに風、そして前甲板は
激しい水飛沫がかかることがございますので要注意して下さい』
と、実にワクワクテカテカなアナウンスの後に、エンジンの音が変わる。
そして、現場に到着する前に既にプチ観艦式を行えているような
状態だったりしました。ウホッ。
【DD-130まつゆき】

を、これは正に抜いていく場面でありますね。
奥で併走しているのはどうやら4203号のようなので、
【訓練支援艦てんりゅう】であると思われます。
【掃海母艦うらが】

人が一杯乗っているように見えますwwww
いや、実際にそうなんだろうと思います。
で、ちょっと時間軸が飛ぶんですが、ここで観艦式が始まります。
(スケジュール的になかなかカメラだけを構えているわけには
いかなかったんで、写真も余り無いのです。ゴメン)
本当は一艦一艦、説明を詳しく加えたかったけれど、それは後日の
宿題としましょう。来年もいくぞーwwww
取り敢えず、インパクトの強い潜水艦。ちなみに、携帯からの
撮影なので画質はかなりショボイっす。
【潜水艦???】

辛うじて撮れた一枚。いや、浮上した潜水艦を肉眼で見るのは
初めてでしたな。四隻ぐらい続いていきました。
多分、『やえしお』か『わかしお』か『なつしお』か『ゆきしお』の
どれかです(えー)。多分、『わかしお』だと思うんですが……。
続き、航空部隊。一応、きちんとしたデジカメでの撮影なのですが、
望遠レンズなどと言った洒落たものは持ち合わせが無く、非常に
貧相な写真となっております。今回程、一眼レフでバズーカみたいな
望遠を持っていれば、と思ったことはありませんでした。
【P3Cオライオン】

有名な哨戒索敵機です。昨今の半島情勢を受けて、八面六臂の
活躍をしている機体でありますな。
【C-130ハーキュリーズ】

やはり、有名な輸送機。所属は航空自衛隊。
なんと、今回は陸上・航空共に初の海上自衛隊観艦式への参加という
アナウンスが流れました(後述のF-2、F-15J含む)。
正直、感無量の思いで一杯になりました。
法による拘束が多い中、自衛隊の連携が深まるのはこれに勝る
優位点はありません。応援しています。
【F-2支援戦闘機】

ある意味で日本の政治力が某国のそれに負けた、不運な機体……
と言ってしまうのは簡単ですが、これがなかなかどうして、大した
機体になっているんですよ。
詳しくは【F-2支援戦闘機】(wiki)を確認されたし。
対艦攻撃ミサイルをこれだけ装備しているのは実はすごいことなんだぜ。
画像が本当にしょぼくてすみません……。
【F-15J戦闘機】

さあ来たぞ!
ミツハシの一番贔屓の航空機、【F-15J】の四機編隊だ!
【F-15】(wikiより)を隅々まで見られる
ことをオススメする!
そして、J型(当然JAPANのJ)は空戦能力に特化した、ややもすると
『世界最強』の航空戦闘機と言ってしまっても過言ではないんだぜ!
(※ついでに言うと『戦闘妖精雪風』のスーパー・シルフはこのJ型が
モデルであると言われています。あと、ストライク・イーグル、俗に
言うE型とイーグルの区別が付かない人が多いので、上記のwikiにて
念入りに確認して貰いたいですな!)
やっぱり画像がしょぼくてスマソ。
で、ついでに興が乗ったのでちょっとAAを弄ってみました。

いや、絶対にこんな感じの遣り取りやっていると思うんだよなwww
でまあ、他にも色々とあったんだが(対潜弾とかフレアー散布とか
潜水艦の沈降浮上繰り返しとか)、写真はないんじゃよ……。
機会があれば、改めて語ってみたいところではあります。
そんなわけで、ゲップも出ない程に充実しまくった観艦式も
終わり、帰港する段階へとプログラムは入ります。
『さみだれ』の転蛇タイミングを逃さず、ほとんど本能で撮った
映像がコレ。
【『さみだれ』に続き、帰投の途に就く後続艦】

いやもう、ぞろぞろとそりゃあもうwwwww
おまけに、撮影できたラッキー画像。
【オーヴァー・ザ・レインボォ】

『さみだれ』の上げる水飛沫の中、奇跡的に撮影できた一枚。
虹が架かっているのが見えるでしょう?
その手前に見える、バズーカが埋まっているみたいなヤツは
対空兵装っつうか、フレアーとかチャフとかを散布するモンです。
【さみだれ印の浮き輪w】

写真の通りwwww
ところどころのペンキが禿げているのが気になります。
まあ、訓練で使用しているんだろうけどねwww
【???】

やはり『さみだれ』転蛇のタイミングで撮れたナイスショット。
航跡と海の色が秀逸ですね。僕の腕ではありません。
えーと、何だろうなあ、この船??? 多分『いかづち』か???
形状はかなり本艦(さみだれ)と酷似しているよねえ、って思うのですが。
【さみだれ鐘】

2000.03の就航であったことを顕著に示す一枚。
残念ながら、この航海で音を聞くことは出来ませんでした。
鳴らしたくなったよ、そりゃwwww
【カモメの水兵さん】

ふと気付いたら、本艦と併走してやんのwwww
浦賀水道を抜ける辺りまで着いてきましたね。
漁船と勘違いしたのかもしれない。申し訳ないが、
本艦に追従してもおこぼれには全く預かれないと思うよ。
【観閲・訓練展示行動予定表】

細かいところはあまり見えないでしょうが、大まかに言うとこんな
流れでありました。右上に出港予定時刻と入港のそれが確認できる
かと思います。
微妙に反射してミツハシが映っていますが、まあこの程度だったらねwww
(強風の所為で髪の毛が爆発して軍帽に収まって居ませんwww)
【帰港準備】

母校である瑞穂埠頭へ近付き、俄に水兵の方々が慌ただしく動き始めます。
画面は、タグボートに渡すロープを用意しているところですね。
【横浜ベイブリッジ】

ハイ、あの有名なブリッジでありますな。
まさか、護衛艦に乗ってこれをくぐることになるとは思いませんでした。
(民間船でもくぐったことなんてないわwwww)
ちなみに、出港する時も当然くぐりはしたのですが、逆光だったんでね……。
【想ひ出のベイブリッジ】

うりゃ、ってこれは直下に至った時のアッパーショット。
艦橋の甲板が邪魔になっていますが、まあそれはそれで!
【さらに想ひ出】

通過後。うふっ。
【母港到着】


本艦の右舷前方、後方にそれぞれタグ・ボートがやって参りました。
前述の通り、出港時もその『アナログさ』に驚きましたが、やっぱり
接岸する時も驚きました。前方のタグがロープで艦の先端を引っ張り、
そして後方のタグがその先端で本艦の後部を直接『押す』んですよwww
これで、本艦は港内で半転。でもって、最後はその両のタグが同時に、
押すんだね。これで接岸完了。不勉強であることを痛感しましたが、
個人的にはなんだか……スーッって出入港するものだと思っていたので、
これは大変に驚きました。
【ありがとう、『さみだれ』】

最後の時です。彼女から降りなければならない、その瞬間。
流れ始めた『蛍の光』と、そしてアナウンスの内容が印象的でした。
以下、覚えている限り、書き出してみます。
『本日は当『さみだれ』に御乗艦いただき、誠にありがとうございました。
乗組員の至らぬ点が多々、あったとは思いますが、どうか今日のこの日が
皆様にとり、少しでも良い記憶の一ページとなることができれば、我々に
とってこれに勝る喜びはありません。今後も、自衛隊の存在意義並びに
その努力、成果錬度を皆様に胸を張ってお見せできるよう、乗組員一同、
誠心誠意、努力していきたいと思っております』
すまん、素で泣けた。
現場で気を吐いている人達がいるからこそ、こうして組織として
(或いは国として)成り立っているのだ、と言うことがこれでもかと
分かりました。
今まで、「分かった気に」なっていただけ、ってことも分かりました。
自衛官の皆さん、本当にありがとうございました。
言葉では言い表せない程、色々と貰いましたし、勉強になりました。
皆さんの努力と、隠れた汗、そして涙は絶対に報われます。
その一端に、僕みたいな人間が少しでも協力できればと思い、
このレポートを記しています。
本当に、ありがとうございました。
そして、【さみだれ】。
忘れないよ、君のことは一生、絶対に忘れない。
あの雄々しくも頼もしいガスタービンの音、ディーゼルの臭い。
猛々しく海を割り、突き進んでいったその勇姿、力強さ。
本当に、ありがとう。
……。
…………。
って。
うわあああああああああああああああ
ウカウカしていたら『さみだれ』グッズが既に売り切れていたああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ
せめて、帽子だけでもーーーーーーーーーーーーーーーーーー
売り切れええええええええええええええええええええええええ!?!?
ジッポライターでもーーーーーーーーーーーーーーーーーー
他の艦のも売り切れえええええええええええええええええええ!?!?

ギャーーーーーーーーーー!!!!
樋渡さんに『百裂拳』でドツかれるーーーーーーーーーーーーー
(※護衛艦ジッポを頼まれていた)
イヤーーーーーーーーーーーー
死ぬのは

自衛官の皆さん、本当にありがとうございました。
【平成18年度自衛隊観艦式】
当日(10-25-2006)の朝の天気はあいにく曇り。
時折、小雨のぱらつきがありました。ガッデム。
ついでに、風が大変に強かったです。シーーーット。
「こりゃあ難儀な航海になりそうだぜセニョール」
と、既に嫌な予感がむんむんとしておりましたが。
そんなこんなで、出港地である瑞穂埠頭に到着。
雨が降ってきました。金属検知器を含んだ簡単な手荷物検査が
自衛隊によって、そして今回は(も)、手荷物の入念な検査は
米軍が行なっておりました。小雨が降る中、どちら側もご苦労
さまです、としか言い様がないですね……。
ミツハシは、一足早く現場に到着。
自衛官の方々がすれ違うたびに敬礼を行なってくれます。
礼服を着込んだ士官組の方は元よりとして、セーラー着用の
水兵さん達も、とてもフレンドリーに声を掛けてきてくれます。
気持ちの良いモノですね。
でもってそんな薄靄の基地の中を歩くこと十分、到着した。
そこに待っていたのは本日のミツハシの乗艦である、
汎用護衛艦(以下DD)106号【さみだれ】
でありました。
最後尾ではためく軍艦旗の美しい事よ。ほとんど無意識の内に敬礼。
なお、艦の諸元についてはwikiの『むらさめ型護衛艦』に
載っております。
一番艦であり、ネームシップでもある『むらさめ』の五番目の妹という
ことになる『さみだれ』。
これは、実は旧帝国海軍時代に初代艦が認められるところなのでも
あります。
折角の機会なので、こちらでも紹介してみましょう。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
歴代『さみだれ』(Successive SAMIDARE)
艦名『さみだれ』の由来の意味
『さみだれ(五月雨)』とは、六月頃に降る長雨、つまり梅雨のことで、
『水取り雨』とも言われ、田植え用の稲作に欠かせない恵みの雨でありま
す。
日本では旧海軍以来、艦名は、天象、気象、山岳、河川、地方の名将か
ら採用されており、本艦『さみだれ』は2代目にあたります。
(※当日配布パンフレットより抜粋)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
しかし、旧帝国時代から含め、日本の艦艇の名前というのは実に
情緒豊かで面白いですねえ。偉人、名将の名前を命名することの
多い諸外国に比べると、その情緒高さが際だつものに思えるのは
自分だけでしょうか。
なかなか忙しいことが多く、のんびりと写真を撮っている暇が
自分にはなかなか無かったのですけれどwww、数少なく、かつ
まともに撮影できたもの等を時間軸を追って貼り付けていきたいと
思います。
【さみだれ艦橋】
これは、乗艦前に港から撮ったものです。手前にあるのが、
第一煙突。ガスタービンエンジンの排気口です。メーカーは、
ロールスロイス。これとほぼ同じ形状の第二が、更にこの
後部に装備されています。通常航行で使用するのはこの第一のみ。
そして、塔のようにそびえているものがレーダーマスト。
やはり、軍艦旗が掲げられていますね。
いわゆる艦橋は、その前の部分。写真だとちょっと分かり難い
ですが(ちなみに←が前部になります)。
これはステルス性を考慮した設計となっているようです。
つうか、自分が説明するまでもなくwikiに完璧に近い解説が
あるんだわな、これがwwww
【同さみだれ艦橋】
こっちの写真の方がいくらか分かりやすいかもしれません。
タラップが既に通されており、民間人の乗艦が始まっているところ
であります。
さて、そんなこんなでいよいよ出港時刻が迫って参りました。
艦内のアナウンスは元より、それまでにこやかだった乗組員の方達の
表情も少しずつ、緊張を含んだものとなっていきます。
天候は相も変わらずの曇り。果たして、無事に済むのだろうかという
不安な声があちこちから聞こえてきます。酔い止めを飲む人、毛布に
くるまって静かに出港を待つ人、色々です。
午前九時五分。
出港時刻となりました。
「パラパパーパラパパーパラパパー♪」
ラッパが鳴り響きます。続いて、
『出港準備!!』
とのアナウンス。いよいよ、興奮してきました。
二隻のタグボートに引かれ、全長100メートル余り、4500トン越えの
巨体が動き出します(綱で強引に引いていくという、存外原始的なw
やり方には少し驚きました)。
タグボートが綱を解き、そしていよいよ、ガスタービンが唸りを
上げます。小刻みな振動が船体を通じて伝わってきますし、排気ガスが
一斉に立ち昇る!!
さあ、動かせ4500トン・オーバー!!!!
響け、三万馬力!!!!
ず、ずずずず……少しずつ、しかし確実に前進を開始する『さみだれ』。
これは凄い。たまらんwwwww
もう、脳内麻薬がピュルピュルと分泌されっぱなしのミツハシでした。
いや、本当に凄いんだよ。
民間人の歓声を受けながら、こうして『さみだれ』は定刻通りに
出港しました。
……ちょっと迷ったのですが、この出港の瞬間にミツハシが感じたことを
やはり、書き連ねることにします。初っ端からしんみりとしてしまうかも
分かりませんけれど、そこはご容赦頂きたい。
……出港ラッパが鳴り、静かに艦が動き始めたその時だった。
ふと、第二次大戦のことが脳裏を過ぎったのです。
自分を含め、多くの民間人が、ピクニック気分でこの『さみだれ』に
乗っていることは事実です。勿論、それは間違ったことでは無いです。
ただ、現実に……ほんの半世紀ばかりも前に、『生きて帰れないかも』
と言う決意を胸に、出港する時の乗組員の気持ちとはどんなもんだったか、
と考えてしまったのですよ。
少しずつ小さくなっていく岸壁、陸地……。多分、手透きの人間は
最後の最後までそんな陸地を見ていたんでは無かったか。
その胸中に、どれ程の哀しみと辛さ、切なさが宿っていただろうか、
と考えると、目頭が冗談抜きで熱くなり、気が付いたら軽く落涙して
おりました。レイバンのサングラスを着用していて良かった、等とも
思いましたが、この涙が恥ずかしいものでは無いという気持ちも半々。
そうだよね、戦争ってそういうことなんだよね。
って、改めて考えさせられました。何と言いますか、この段階で
既にミツハシは感無量の状態でね……。この雰囲気と、臭いを
味わえただけで来た甲斐があったな、と思ったのです。
……と、本当にしんみりとしてしまいましたが、そうは言っても、
今日は海上自衛隊(陸上も航空もね)の晴れの舞台。胸を張って、
大きく応援をさせて頂きまっしょい!!
と、気分を切り換えて。
観艦式が行なわれる三浦半島沖に到着するまでの所要時間はおよそ、
三時間。東京湾を抜け、浦賀水道を経由して外洋へと至るその頃、
ようやく晴れ間が見えて参りました。思いの外、波も穏やかでこれは
一安心。ミツハシは基本的に乗り物は無敵なこともあり、全く動じても
いなかったのですが、甲板や格納庫の付近では船酔いが酷く、うずくまって
いるような方達も居ましたから、彼等の為にも安心しました。
時折、艦橋後部甲板の喫煙所で紫煙を燻らしながら、色々な方と話を
しましたね……。あまり、詳しく書けるような内容でもないですがww
ちなみに、【さみだれ】は民間人を乗せた船の中では最前のポジションに
構えることとなっており、なんと艦長の他に艦隊指揮官も乗艦されて
おりました。
いや、これ、何がラッキーだったかって、【さみだれ】ったら、ズンズンと
他の船を抜いていくんですよwww
『これより高速機動に入ります。若干の揺れ、並びに風、そして前甲板は
激しい水飛沫がかかることがございますので要注意して下さい』
と、実にワクワクテカテカなアナウンスの後に、エンジンの音が変わる。
そして、現場に到着する前に既にプチ観艦式を行えているような
状態だったりしました。ウホッ。
【DD-130まつゆき】
を、これは正に抜いていく場面でありますね。
奥で併走しているのはどうやら4203号のようなので、
【訓練支援艦てんりゅう】であると思われます。
【掃海母艦うらが】
人が一杯乗っているように見えますwwww
いや、実際にそうなんだろうと思います。
で、ちょっと時間軸が飛ぶんですが、ここで観艦式が始まります。
(スケジュール的になかなかカメラだけを構えているわけには
いかなかったんで、写真も余り無いのです。ゴメン)
本当は一艦一艦、説明を詳しく加えたかったけれど、それは後日の
宿題としましょう。来年もいくぞーwwww
取り敢えず、インパクトの強い潜水艦。ちなみに、携帯からの
撮影なので画質はかなりショボイっす。
【潜水艦???】
辛うじて撮れた一枚。いや、浮上した潜水艦を肉眼で見るのは
初めてでしたな。四隻ぐらい続いていきました。
多分、『やえしお』か『わかしお』か『なつしお』か『ゆきしお』の
どれかです(えー)。多分、『わかしお』だと思うんですが……。
続き、航空部隊。一応、きちんとしたデジカメでの撮影なのですが、
望遠レンズなどと言った洒落たものは持ち合わせが無く、非常に
貧相な写真となっております。今回程、一眼レフでバズーカみたいな
望遠を持っていれば、と思ったことはありませんでした。
【P3Cオライオン】
有名な哨戒索敵機です。昨今の半島情勢を受けて、八面六臂の
活躍をしている機体でありますな。
【C-130ハーキュリーズ】
やはり、有名な輸送機。所属は航空自衛隊。
なんと、今回は陸上・航空共に初の海上自衛隊観艦式への参加という
アナウンスが流れました(後述のF-2、F-15J含む)。
正直、感無量の思いで一杯になりました。
法による拘束が多い中、自衛隊の連携が深まるのはこれに勝る
優位点はありません。応援しています。
【F-2支援戦闘機】
ある意味で日本の政治力が某国のそれに負けた、不運な機体……
と言ってしまうのは簡単ですが、これがなかなかどうして、大した
機体になっているんですよ。
詳しくは【F-2支援戦闘機】(wiki)を確認されたし。
対艦攻撃ミサイルをこれだけ装備しているのは実はすごいことなんだぜ。
画像が本当にしょぼくてすみません……。
【F-15J戦闘機】
さあ来たぞ!
ミツハシの一番贔屓の航空機、【F-15J】の四機編隊だ!
【F-15】(wikiより)を隅々まで見られる
ことをオススメする!
そして、J型(当然JAPANのJ)は空戦能力に特化した、ややもすると
『世界最強』の航空戦闘機と言ってしまっても過言ではないんだぜ!
(※ついでに言うと『戦闘妖精雪風』のスーパー・シルフはこのJ型が
モデルであると言われています。あと、ストライク・イーグル、俗に
言うE型とイーグルの区別が付かない人が多いので、上記のwikiにて
念入りに確認して貰いたいですな!)
やっぱり画像がしょぼくてスマソ。
で、ついでに興が乗ったのでちょっとAAを弄ってみました。
いや、絶対にこんな感じの遣り取りやっていると思うんだよなwww
でまあ、他にも色々とあったんだが(対潜弾とかフレアー散布とか
潜水艦の沈降浮上繰り返しとか)、写真はないんじゃよ……。
機会があれば、改めて語ってみたいところではあります。
そんなわけで、ゲップも出ない程に充実しまくった観艦式も
終わり、帰港する段階へとプログラムは入ります。
『さみだれ』の転蛇タイミングを逃さず、ほとんど本能で撮った
映像がコレ。
【『さみだれ』に続き、帰投の途に就く後続艦】
いやもう、ぞろぞろとそりゃあもうwwwww
おまけに、撮影できたラッキー画像。
【オーヴァー・ザ・レインボォ】
『さみだれ』の上げる水飛沫の中、奇跡的に撮影できた一枚。
虹が架かっているのが見えるでしょう?
その手前に見える、バズーカが埋まっているみたいなヤツは
対空兵装っつうか、フレアーとかチャフとかを散布するモンです。
【さみだれ印の浮き輪w】
写真の通りwwww
ところどころのペンキが禿げているのが気になります。
まあ、訓練で使用しているんだろうけどねwww
【???】
やはり『さみだれ』転蛇のタイミングで撮れたナイスショット。
航跡と海の色が秀逸ですね。僕の腕ではありません。
えーと、何だろうなあ、この船??? 多分『いかづち』か???
形状はかなり本艦(さみだれ)と酷似しているよねえ、って思うのですが。
【さみだれ鐘】
2000.03の就航であったことを顕著に示す一枚。
残念ながら、この航海で音を聞くことは出来ませんでした。
鳴らしたくなったよ、そりゃwwww
【カモメの水兵さん】
ふと気付いたら、本艦と併走してやんのwwww
浦賀水道を抜ける辺りまで着いてきましたね。
漁船と勘違いしたのかもしれない。申し訳ないが、
本艦に追従してもおこぼれには全く預かれないと思うよ。
【観閲・訓練展示行動予定表】
細かいところはあまり見えないでしょうが、大まかに言うとこんな
流れでありました。右上に出港予定時刻と入港のそれが確認できる
かと思います。
微妙に反射してミツハシが映っていますが、まあこの程度だったらねwww
(強風の所為で髪の毛が爆発して軍帽に収まって居ませんwww)
【帰港準備】
母校である瑞穂埠頭へ近付き、俄に水兵の方々が慌ただしく動き始めます。
画面は、タグボートに渡すロープを用意しているところですね。
【横浜ベイブリッジ】
ハイ、あの有名なブリッジでありますな。
まさか、護衛艦に乗ってこれをくぐることになるとは思いませんでした。
(民間船でもくぐったことなんてないわwwww)
ちなみに、出港する時も当然くぐりはしたのですが、逆光だったんでね……。
【想ひ出のベイブリッジ】
うりゃ、ってこれは直下に至った時のアッパーショット。
艦橋の甲板が邪魔になっていますが、まあそれはそれで!
【さらに想ひ出】
通過後。うふっ。
【母港到着】
本艦の右舷前方、後方にそれぞれタグ・ボートがやって参りました。
前述の通り、出港時もその『アナログさ』に驚きましたが、やっぱり
接岸する時も驚きました。前方のタグがロープで艦の先端を引っ張り、
そして後方のタグがその先端で本艦の後部を直接『押す』んですよwww
これで、本艦は港内で半転。でもって、最後はその両のタグが同時に、
押すんだね。これで接岸完了。不勉強であることを痛感しましたが、
個人的にはなんだか……スーッって出入港するものだと思っていたので、
これは大変に驚きました。
【ありがとう、『さみだれ』】
最後の時です。彼女から降りなければならない、その瞬間。
流れ始めた『蛍の光』と、そしてアナウンスの内容が印象的でした。
以下、覚えている限り、書き出してみます。
『本日は当『さみだれ』に御乗艦いただき、誠にありがとうございました。
乗組員の至らぬ点が多々、あったとは思いますが、どうか今日のこの日が
皆様にとり、少しでも良い記憶の一ページとなることができれば、我々に
とってこれに勝る喜びはありません。今後も、自衛隊の存在意義並びに
その努力、成果錬度を皆様に胸を張ってお見せできるよう、乗組員一同、
誠心誠意、努力していきたいと思っております』
すまん、素で泣けた。
現場で気を吐いている人達がいるからこそ、こうして組織として
(或いは国として)成り立っているのだ、と言うことがこれでもかと
分かりました。
今まで、「分かった気に」なっていただけ、ってことも分かりました。
自衛官の皆さん、本当にありがとうございました。
言葉では言い表せない程、色々と貰いましたし、勉強になりました。
皆さんの努力と、隠れた汗、そして涙は絶対に報われます。
その一端に、僕みたいな人間が少しでも協力できればと思い、
このレポートを記しています。
本当に、ありがとうございました。
そして、【さみだれ】。
忘れないよ、君のことは一生、絶対に忘れない。
あの雄々しくも頼もしいガスタービンの音、ディーゼルの臭い。
猛々しく海を割り、突き進んでいったその勇姿、力強さ。
本当に、ありがとう。
……。
…………。
って。
うわあああああああああああああああ
ウカウカしていたら『さみだれ』グッズが既に売り切れていたああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ
せめて、帽子だけでもーーーーーーーーーーーーーーーーーー
売り切れええええええええええええええええええええええええ!?!?
ジッポライターでもーーーーーーーーーーーーーーーーーー
他の艦のも売り切れえええええええええええええええええええ!?!?
ギャーーーーーーーーーー!!!!
樋渡さんに『百裂拳』でドツかれるーーーーーーーーーーーーー
(※護衛艦ジッポを頼まれていた)
イヤーーーーーーーーーーーー
死ぬのは
自衛官の皆さん、本当にありがとうございました。
2006年10月16日
オフレポ・リターンズ
※今回のオフレポートに関してはハード・ボイルドテイスト(?)と
旬(?)のファイナルファンタジー・テイストでお送りします。
演出上、敬称略となっておりますが気にしないで頂けると幸い
であります(えー)。と言うか本当に許してくだち(ry
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

俺の名前はミツハシユウキ。言わずと知れた赤魔道士さ。
そう、あの『器用貧乏』の代名詞と呼ばれる伝統的な
ジョブでもある。
黒魔法では本職の黒魔道士にはかなわねえ。
白魔法では本職の白魔道士にはかなわねえ。
剣は使えるが戦士やナイトにはとてもかなわねえ。
……まあ、FF11の方では多少は見せ場はあるけどな。
でもってだ、ぶっちゃけた話、リアルの俺には
打って付けのジョブでもあるんだ。ケッ。
何か一分野に突出した才が欲しい。本当に欲しい。
かと言ってどうやら噂でしか知らないリメイク5に登場する
『予言士』みたいにブッ飛んでいるのも勘弁だ。
(ネタバレ注意:http://guideline.livedoor.biz/archives/50715387.html)
まあ、こんな『汎用型』で『器用貧乏』な俺は細々と
日々を過ごす以外に他はねえってことだ。
そんなこんなで今日も仕事を軽く終えた俺は行き付けの酒場、
『バーボンハウス』へと足を向けたのだ。ちっ、今夜も不味い
煙草と酒になるんだろうがよ。もっともそれはバーボンハウスの
マスターに由来を求めるべきものではない。
自分自身にそれはあるのだ。
そんな時だった。
リンクパール(※この世界の携帯電話みたいなものだと思え。
元ネタはFF11になるが)が着信を伝えてきやがったのは。
チッ、どこのドイツだ、千年王国だ?

『わたしだ』
こいつは、『ホタカアキラ』と言う女で、職業は白魔道士。
回復スキルは高いものの、時々ホーリー等のトンデモ魔法を
前触れもなく炸裂させてくれるちょっとしたデンジャラスな
白なのだった。
かつて、一度だけシンジュク・シティでパーティを組んだことが
あったのだが。
何でも、たった今のコレから先の戦場に来るように、と言う
お達しだった。どうやら否かは問われていないらしく、赤魔道士の
俺は場合によってはテレポで強制的に拉致られる可能性に思い
当たり、それよりは自発的意志でと言うことで現場へと向かうことに
したのだった。デジョンを詠唱し、近場のチョコボ厩舎に飛んだ。
『今日は帰れそうにないぜ……』
喉を鳴らしてくるレンタルチョコボの首根を撫で付けながら、俺は
一つ溜息を吐いたのだった。
・
・
・
そして小一時間後、俺は指定された場所に到着した。飛空挺の
ダイヤがピッタリ都合良かったことはラッキーだったと言える。
そして前回の際と同じ空間、集合場所であったのだが、到着するのには
難儀した。これは偏に自分の方向音痴が根底にある。残念ながら
赤魔道士とはあまり関係がない。狩人だったら別だったかも
しれんが。
そんなこんなで
『デコ』のモグハウスへとお邪魔したのだった。
先客は既に揃っていた。

『やあ。よくきたなミツハシ君』
そう歓迎してくれたのは家主の『デコ』、女の吟遊詩人だ。
その歌声と楽器のテクニックには多くの人間がメロメロさ。
やはり会うのは二回目だったが、前回の時に比べれば
HPもMPも充実しているようで、ステータスも通常の様に
見えた。何しろ、前回の時はステータス状態が『毒・眠り・
沈黙・石化・麻痺』というとんでも状態だったからな。
取り敢えず元気そうなのはナニヨリだった。
お世話になります。
そして、既に出来上がっていた面子は先述の『ホタカアキラ』を
含め、『ユウゾウヒワタシ』、そして『アキコカザマ』と言った
状態になっていた。

『オイスー』
と、『ユウゾウヒワタシ』が手を振ってきた。この女の職業は空手家。
その情け容赦の無い連打の嵐にはやはり太刀打ちできない。
時として混乱してパーティアタックを始めることがあるらしいが
俺は残念ながらそこまでの状態は見たことがない。
俺が見たのはオーラを溜めすぎて自爆した前回ぐらいのものだ。
とにかく、素手での格闘では俺は勝てそうにないぜ。良いヤツで
あることは言うまでもないがな。

『おこんばんわ』
最後の一人、『アキコ』。こいつは魔剣士だ。鋭利な刃物で
ありとあらゆるものを分断することが出来る。この日も自前の
業物(ワザモノ)を持ってきていたしな。そのおっとりとした
第一印象からはとても窺えない、しかし『魔剣士』としては
当然とも言える剣技の数々はやはり時として恐ろしい程の
破壊力を持っている。
そんなこんなで二回目のパーティ・プレイが始まった。
冷静に考えてみると男は俺一人という「これなんてハーレム?」
状態だったが。
軽く酒を傾けつつ、様々な会話を行なったものだ。
やれ、どこそこにゴブリンが湧いているだの、最近は
物忘れが激しくなった……だの。やまびこ草って高くない?
とかな。
ポーションやエーテルが次々と空になっていく中、
メインディッシュの登場となった。
『ふぐちり』だった。
ぶっちゃけ、調理スキルが皆伝に達している自分(FFXI)は
『鍋奉行』というスキルも持っていた。そんな自分が詩人であり
家主の『デコ』から『鍋奉行』を言い渡されたのも当然の
帰結であると言えよう。
炎のクリスタルを用意し、土鍋に軽く水を張り、ふぐを投入していく。
続いて、煮えにくいニンジン、キノコ……。
厳密にレシピを著すと以下のようになる。是非お試しあれ。
『ふ・ぐ・ち・り』
炎のクリスタル×1
イエローグローブ×2
ヴォンプカロット×1
ネムリタケ×2
ワイルドオニオン×1
(※HQ(High-Quality)品『幸せのふ・ぐ・ち・り』)
そうなのだ。俺がこの時に期待されていたのは正に
HQ品を作ること。これでタダのふぐちりになってしまったら……
或いは合成に失敗してクリスタルは砕け、合成アイテムが
失われてしまった日には『ユウゾウ』の百列拳でボコボコにされ、
『デコ』に『魔物のララバイ(眠り歌)』で眠らされ、更に
『アキコ』に魔剣技で着衣の全てを切り刻まれた挙げ句、
『アキラ』にテレポヴァズ(寒いところ)で連れて行かれ、
放置されてしまうのではないか。それ即ち、死。あそこはモンスター
も相当に手強いのだ。その前に凍死すると思うが。
ガクガクブルブルしながらもどうにか鍋は仕上がった。
幸いなことにHQ品と言える出来だったのでホッとした。
そして、その後も夜が明けるまで語り通したのだ。
・
・
・
そうして、朝になった。比較的具合の良かった俺達はほぼそのままの
夜明かしとなった。『アキラ』はどうも疲労が溜まっていたのか、
途中で寝落ちしたりもしていたが。
殊更に気を遣ったわけでもないが、女性陣が多いこともあり、
自分は先に失礼することとした。実際に、酒を傾け続けてはいたが
一番元気だったのは自分だったこともある。
最近入手し、なかなか具合の宜しかった『エクスポーション』やら、
その他のお土産品を置いて、赤魔道士のミツハシはシンジュク・シティの
朝靄の中へと消えていったのさ。

『この街もまだまだ捨てたもんじゃねえな……』
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
……。
…………。
やっちゃったーーーーーー(素)。
もしかしてこれ、ミツハシの初二次小説かwwwww????
まあ、そんなこんなでして。思い付いたら、やらなくてはならない
と言う妙な義務感が赴くままに書き殴ってみましたが。
しかし、何だか妙に違和感が無いような。
それだけ、やっぱりFFは積み上げてきた世界観があるから、
なのかもしれませんね。
と言うか、いよいよもって二度と誘われない気がしてきたゾイ
orz
まあ、ハードボイルド編はこれにて完です。
ちょっとした追記は行なっていくかと思いますが、
場合によってはこの記事丸ごと『あぼーん』になってしまう
可能性も否定できませんwwwwww
その際は『ミツハシがまたやってしまいましたか(ry』
ってことで生暖かくスルーしてやって下さい。
いやはや、ホントに楽しかったです。
※アイコン素材は
【RAINBOWCOAST】さん
http://rainbowcoast.holy.jp/
からお借りしました。ごめんね、カーチャンこんな使い方で
ごめんね……(ry
多謝!!
◆追記2006-10-17◆
まあ、そんなこんなで非常に楽しい一時だったんですよ。
ぶっちゃけ自分、前回の戦いである『アッティカの戦い』の際に
『デコ』さん宅に外部携帯充電器を忘れるというヘボをかましていた
と言う経緯が。
今回は何も忘れていないと良いんだが。
『ミツハシはとんでもないものを忘れていきました。それはあなたの(ry』
(銭形@カリ城)
ってことが無ければいいんじゃが。
色々と皆さんにお土産は置いていったのですが(強制布教と呼べるかもしれぬ)。
「トップをねらえ!」とか、「トップをねらえ2!」とか
「エースコンバット5」とか(ミツハシの趣味全開wwww)。
ああ、あと「FF3」も。
今後、それぞれをお引き取り(w)頂いた方々の感想日記を楽しみにしたい
ところでもありますね。
しかし、改めて繰り返しになるんですが。
話題が尽きないのって凄いな
って一語に尽きるな……。
早々に寝落ちした『アキラ』さんだって途中で突然ガバッと話題に加わって
くるしwwww
まあ一番のヒットだったのはやっぱり『戦艦』話だったか……。
(『アキコ』さんのレポを見て自分も思い出したんですが)
いや、なんかの拍子で(多分、兵器繋がりだったんでしょうね)、
ミツハシ:
『大和級の一番艦がネームシップでもある『大和』。
二番艦『武蔵』。三番艦が空母への改修を受けた『信濃(110号)』。
四番艦(111号)が設計上で存在していたらしいけれど、ではその名前は?』
って振ったんだよね、確か。
みんながみんな、『うーん』『なんだろう』って頭を悩ませた。
勿論ミツハシは答えを知っていたのですが(念のため、確定情報では
無くてあくまでも一説なんだよね、この答えって)。
で、ちょっと稚気と呼ぶにはあまりにもエグい悪戯心が働いてしまった
ミツハシは、
『秋葉原になる予定だったらしいぜ』
って言っちゃったの。まあ、お酒も入っていたしね(えー)
『ウソーン、マジで!?』『ゲゲゲゲゲゲゲ』『そんな戦艦イヤーン』
と、数々の悲鳴を受けたんですが、これは勿論大嘘でwwwww
ミツハシ:
『冗談だからwwww
実在したら、『尾張』になったって言われているね』
(※『紀伊』だったのは? と言う説も存在します)
と弁解したのですが、しばらく、そんな
『大和級四番艦超ド級戦艦秋葉原』について議論が萌え(誤字じゃないぞw)
たりしてな。
ツンデレ艦長とか、メイド水兵とか……。
『ふ、船と運命を共にしたいわけじゃないんだからねっ!!』
とか
『はわわわわ、艦長〜ぉ、敵が来ちゃいましたぁぁぁぁぁぁ』
とか。
その日の結論は
『ある意味では不沈かもわからんね』
ってことに。
ああ、なんだか済みません。こうしてまとめていると全部ミツハシが
根源にある気がしてきた……orz
他にも、いわゆる「害虫」の話になったり……(本当になんでやねん)。
Gの話(一万年と二千年前から生息しているアレ……つうかン千万年だろう
けど、実際は)とか。いや、ミツハシは比較的Gはオッケーなんですが。
やっぱり女性陣はイヤーンだったようで。
いや、本当にネタは尽きなかったなあ。途中で映像媒体を挟んだり
(バーテンダー@アニメとか)はしたけれど、基本的に煙草とアルコールと
食料だけで人間、あれだけ盛り上がれるポテンシャルがあるのは素敵。
と言うわけで、綺麗にまとまりました(えー)。
人は可愛いものですね
(※美空ひばりっつうか小椋佳リスペクトな俺)
旬(?)のファイナルファンタジー・テイストでお送りします。
演出上、敬称略となっておりますが気にしないで頂けると幸い
であります(えー)。と言うか本当に許してくだち(ry
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
俺の名前はミツハシユウキ。言わずと知れた赤魔道士さ。
そう、あの『器用貧乏』の代名詞と呼ばれる伝統的な
ジョブでもある。
黒魔法では本職の黒魔道士にはかなわねえ。
白魔法では本職の白魔道士にはかなわねえ。
剣は使えるが戦士やナイトにはとてもかなわねえ。
……まあ、FF11の方では多少は見せ場はあるけどな。
でもってだ、ぶっちゃけた話、リアルの俺には
打って付けのジョブでもあるんだ。ケッ。
何か一分野に突出した才が欲しい。本当に欲しい。
かと言ってどうやら噂でしか知らないリメイク5に登場する
『予言士』みたいにブッ飛んでいるのも勘弁だ。
(ネタバレ注意:http://guideline.livedoor.biz/archives/50715387.html)
まあ、こんな『汎用型』で『器用貧乏』な俺は細々と
日々を過ごす以外に他はねえってことだ。
そんなこんなで今日も仕事を軽く終えた俺は行き付けの酒場、
『バーボンハウス』へと足を向けたのだ。ちっ、今夜も不味い
煙草と酒になるんだろうがよ。もっともそれはバーボンハウスの
マスターに由来を求めるべきものではない。
自分自身にそれはあるのだ。
そんな時だった。
リンクパール(※この世界の携帯電話みたいなものだと思え。
元ネタはFF11になるが)が着信を伝えてきやがったのは。
チッ、どこのドイツだ、千年王国だ?
『わたしだ』
こいつは、『ホタカアキラ』と言う女で、職業は白魔道士。
回復スキルは高いものの、時々ホーリー等のトンデモ魔法を
前触れもなく炸裂させてくれるちょっとしたデンジャラスな
白なのだった。
かつて、一度だけシンジュク・シティでパーティを組んだことが
あったのだが。
何でも、たった今のコレから先の戦場に来るように、と言う
お達しだった。どうやら否かは問われていないらしく、赤魔道士の
俺は場合によってはテレポで強制的に拉致られる可能性に思い
当たり、それよりは自発的意志でと言うことで現場へと向かうことに
したのだった。デジョンを詠唱し、近場のチョコボ厩舎に飛んだ。
『今日は帰れそうにないぜ……』
喉を鳴らしてくるレンタルチョコボの首根を撫で付けながら、俺は
一つ溜息を吐いたのだった。
・
・
・
そして小一時間後、俺は指定された場所に到着した。飛空挺の
ダイヤがピッタリ都合良かったことはラッキーだったと言える。
そして前回の際と同じ空間、集合場所であったのだが、到着するのには
難儀した。これは偏に自分の方向音痴が根底にある。残念ながら
赤魔道士とはあまり関係がない。狩人だったら別だったかも
しれんが。
そんなこんなで
『デコ』のモグハウスへとお邪魔したのだった。
先客は既に揃っていた。
『やあ。よくきたなミツハシ君』
そう歓迎してくれたのは家主の『デコ』、女の吟遊詩人だ。
その歌声と楽器のテクニックには多くの人間がメロメロさ。
やはり会うのは二回目だったが、前回の時に比べれば
HPもMPも充実しているようで、ステータスも通常の様に
見えた。何しろ、前回の時はステータス状態が『毒・眠り・
沈黙・石化・麻痺』というとんでも状態だったからな。
取り敢えず元気そうなのはナニヨリだった。
お世話になります。
そして、既に出来上がっていた面子は先述の『ホタカアキラ』を
含め、『ユウゾウヒワタシ』、そして『アキコカザマ』と言った
状態になっていた。
『オイスー』
と、『ユウゾウヒワタシ』が手を振ってきた。この女の職業は空手家。
その情け容赦の無い連打の嵐にはやはり太刀打ちできない。
時として混乱してパーティアタックを始めることがあるらしいが
俺は残念ながらそこまでの状態は見たことがない。
俺が見たのはオーラを溜めすぎて自爆した前回ぐらいのものだ。
とにかく、素手での格闘では俺は勝てそうにないぜ。良いヤツで
あることは言うまでもないがな。
『おこんばんわ』
最後の一人、『アキコ』。こいつは魔剣士だ。鋭利な刃物で
ありとあらゆるものを分断することが出来る。この日も自前の
業物(ワザモノ)を持ってきていたしな。そのおっとりとした
第一印象からはとても窺えない、しかし『魔剣士』としては
当然とも言える剣技の数々はやはり時として恐ろしい程の
破壊力を持っている。
そんなこんなで二回目のパーティ・プレイが始まった。
冷静に考えてみると男は俺一人という「これなんてハーレム?」
状態だったが。
軽く酒を傾けつつ、様々な会話を行なったものだ。
やれ、どこそこにゴブリンが湧いているだの、最近は
物忘れが激しくなった……だの。やまびこ草って高くない?
とかな。
ポーションやエーテルが次々と空になっていく中、
メインディッシュの登場となった。
『ふぐちり』だった。
ぶっちゃけ、調理スキルが皆伝に達している自分(FFXI)は
『鍋奉行』というスキルも持っていた。そんな自分が詩人であり
家主の『デコ』から『鍋奉行』を言い渡されたのも当然の
帰結であると言えよう。
炎のクリスタルを用意し、土鍋に軽く水を張り、ふぐを投入していく。
続いて、煮えにくいニンジン、キノコ……。
厳密にレシピを著すと以下のようになる。是非お試しあれ。
『ふ・ぐ・ち・り』
炎のクリスタル×1
イエローグローブ×2
ヴォンプカロット×1
ネムリタケ×2
ワイルドオニオン×1
(※HQ(High-Quality)品『幸せのふ・ぐ・ち・り』)
そうなのだ。俺がこの時に期待されていたのは正に
HQ品を作ること。これでタダのふぐちりになってしまったら……
或いは合成に失敗してクリスタルは砕け、合成アイテムが
失われてしまった日には『ユウゾウ』の百列拳でボコボコにされ、
『デコ』に『魔物のララバイ(眠り歌)』で眠らされ、更に
『アキコ』に魔剣技で着衣の全てを切り刻まれた挙げ句、
『アキラ』にテレポヴァズ(寒いところ)で連れて行かれ、
放置されてしまうのではないか。それ即ち、死。あそこはモンスター
も相当に手強いのだ。その前に凍死すると思うが。
ガクガクブルブルしながらもどうにか鍋は仕上がった。
幸いなことにHQ品と言える出来だったのでホッとした。
そして、その後も夜が明けるまで語り通したのだ。
・
・
・
そうして、朝になった。比較的具合の良かった俺達はほぼそのままの
夜明かしとなった。『アキラ』はどうも疲労が溜まっていたのか、
途中で寝落ちしたりもしていたが。
殊更に気を遣ったわけでもないが、女性陣が多いこともあり、
自分は先に失礼することとした。実際に、酒を傾け続けてはいたが
一番元気だったのは自分だったこともある。
最近入手し、なかなか具合の宜しかった『エクスポーション』やら、
その他のお土産品を置いて、赤魔道士のミツハシはシンジュク・シティの
朝靄の中へと消えていったのさ。
『この街もまだまだ捨てたもんじゃねえな……』
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
……。
…………。
やっちゃったーーーーーー(素)。
もしかしてこれ、ミツハシの初二次小説かwwwww????
まあ、そんなこんなでして。思い付いたら、やらなくてはならない
と言う妙な義務感が赴くままに書き殴ってみましたが。
しかし、何だか妙に違和感が無いような。
それだけ、やっぱりFFは積み上げてきた世界観があるから、
なのかもしれませんね。
と言うか、いよいよもって二度と誘われない気がしてきたゾイ
orz
まあ、ハードボイルド編はこれにて完です。
ちょっとした追記は行なっていくかと思いますが、
場合によってはこの記事丸ごと『あぼーん』になってしまう
可能性も否定できませんwwwwww
その際は『ミツハシがまたやってしまいましたか(ry』
ってことで生暖かくスルーしてやって下さい。
いやはや、ホントに楽しかったです。
※アイコン素材は
【RAINBOWCOAST】さん
http://rainbowcoast.holy.jp/
からお借りしました。ごめんね、カーチャンこんな使い方で
ごめんね……(ry
多謝!!
◆追記2006-10-17◆
まあ、そんなこんなで非常に楽しい一時だったんですよ。
ぶっちゃけ自分、前回の戦いである『アッティカの戦い』の際に
『デコ』さん宅に外部携帯充電器を忘れるというヘボをかましていた
と言う経緯が。
今回は何も忘れていないと良いんだが。
『ミツハシはとんでもないものを忘れていきました。それはあなたの(ry』
(銭形@カリ城)
ってことが無ければいいんじゃが。
色々と皆さんにお土産は置いていったのですが(強制布教と呼べるかもしれぬ)。
「トップをねらえ!」とか、「トップをねらえ2!」とか
「エースコンバット5」とか(ミツハシの趣味全開wwww)。
ああ、あと「FF3」も。
今後、それぞれをお引き取り(w)頂いた方々の感想日記を楽しみにしたい
ところでもありますね。
しかし、改めて繰り返しになるんですが。
話題が尽きないのって凄いな
って一語に尽きるな……。
早々に寝落ちした『アキラ』さんだって途中で突然ガバッと話題に加わって
くるしwwww
まあ一番のヒットだったのはやっぱり『戦艦』話だったか……。
(『アキコ』さんのレポを見て自分も思い出したんですが)
いや、なんかの拍子で(多分、兵器繋がりだったんでしょうね)、
ミツハシ:
『大和級の一番艦がネームシップでもある『大和』。
二番艦『武蔵』。三番艦が空母への改修を受けた『信濃(110号)』。
四番艦(111号)が設計上で存在していたらしいけれど、ではその名前は?』
って振ったんだよね、確か。
みんながみんな、『うーん』『なんだろう』って頭を悩ませた。
勿論ミツハシは答えを知っていたのですが(念のため、確定情報では
無くてあくまでも一説なんだよね、この答えって)。
で、ちょっと稚気と呼ぶにはあまりにもエグい悪戯心が働いてしまった
ミツハシは、
『秋葉原になる予定だったらしいぜ』
って言っちゃったの。まあ、お酒も入っていたしね(えー)
『ウソーン、マジで!?』『ゲゲゲゲゲゲゲ』『そんな戦艦イヤーン』
と、数々の悲鳴を受けたんですが、これは勿論大嘘でwwwww
ミツハシ:
『冗談だからwwww
実在したら、『尾張』になったって言われているね』
(※『紀伊』だったのは? と言う説も存在します)
と弁解したのですが、しばらく、そんな
『大和級四番艦超ド級戦艦秋葉原』について議論が萌え(誤字じゃないぞw)
たりしてな。
ツンデレ艦長とか、メイド水兵とか……。
『ふ、船と運命を共にしたいわけじゃないんだからねっ!!』
とか
『はわわわわ、艦長〜ぉ、敵が来ちゃいましたぁぁぁぁぁぁ』
とか。
その日の結論は
『ある意味では不沈かもわからんね』
ってことに。
ああ、なんだか済みません。こうしてまとめていると全部ミツハシが
根源にある気がしてきた……orz
他にも、いわゆる「害虫」の話になったり……(本当になんでやねん)。
Gの話(一万年と二千年前から生息しているアレ……つうかン千万年だろう
けど、実際は)とか。いや、ミツハシは比較的Gはオッケーなんですが。
やっぱり女性陣はイヤーンだったようで。
いや、本当にネタは尽きなかったなあ。途中で映像媒体を挟んだり
(バーテンダー@アニメとか)はしたけれど、基本的に煙草とアルコールと
食料だけで人間、あれだけ盛り上がれるポテンシャルがあるのは素敵。
と言うわけで、綺麗にまとまりました(えー)。
人は可愛いものですね
(※美空ひばりっつうか小椋佳リスペクトな俺)